アンインストールに失敗して再インストールができなくなってしまいました。

以下手順により問題が解決いたします。
この手順は、インストール済のWinShareの各コンポーネントについて「インストール」→「アンインストール」を 行うことで一旦クリア状態にしてから、改めて「インストール」を行う手順になります。

1. インストール状態の確認
   対象のPCで、インストール済みのWinShareのインストールフォルダを確認してください。
   既定のインストールフォルダは "C:¥Program Files (x86)¥WinShare"です。
   
   インストール済みのWinShareのコンポーネント(オペレーション /リモート/ 中継サーバ)を確認してください。不明な場合は、以下の手順で確認してください。
   
   
   以下の条件に一つ以上当てはまる場合は「オペレーション」がインストールされています。

   • 「スタートメニュー」→「すべてのアプリ」→「WinShare」→「WinShare」が存在する
   • レジストリキー：HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\NEC\ESMPRO/WSO　が存在する
   • WinShareのインストールフォルダに wsclient.exe が存在する

   以下の条件に一つ以上当てはまる場合は「リモート」がインストールされています。

   • 「スタートメニュー」→「すべてのアプリ」→「WinShare」→「WinShare Utility」が存在する
   • レジストリキー：HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\NEC\ESMPRO/WSR　が存在する
   • WinShareのインストールフォルダに wsutility.exe が存在する

   以下の条件に一つ以上当てはまる場合は「中継サーバ」がインストールされています。

   • レジストリキー：HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\NEC\ESMPRO/WSCoordinator　が存在する
   • WinShareのインストールフォルダに wscoordinator.exe が存在する


2. インストール情報の削除
   レジストリエディタ(regedit.exe)で以下のレジストリのキーおよびその配下を削除してください。
   
   • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\NEC\ESMPRO/WSO
   • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\NEC\ESMPRO/WSR
   • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\NEC\ESMPRO/WSCoordinator
   • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\NEC\WinShareVer2
   
   Windowsフォルダ\express.ini を管理者権限で起動したメモ帳で開き、[ESMPRO/WSO]、[ESMPRO/WSR]、[ESS_KEYFD_ESMPRO/WSO]、[ESS_KEYFD_ESMPRO/WSR]、 [ESS_KEYFD_ESMPRO/WSC] のセクションブロック(下の例の破線部内)を削除し保存してください。
   
   
   セクションブロックの例：
   --------------------------------
   [ESMPRO/WSO]
   InstallDate=******
   CurrentVersion=******
   ：途中省略
   SI=******
   --------------------------------
   --------------------------------
   [ESS_KEYFD_ESMPRO/WSO]
   ULcode=******
   PPDir=******
   ：途中省略
   ESSVersion=******
   --------------------------------
   
3. WinShareのインストール
   上記１で確認したコンポーネント(オペレーション /リモート/ 中継サーバ) を、全て、改めてインストールし直してください。インストールの順序は問いません。
   必ず１で確認したフォルダにインストールを行ってください。
   ※ WinShareの各コンポーネントのインストール完了時に、システムの再起動を促すメッセージが表示されますが、コンポーネント毎にシステムの再起動を行なう必要はありません。(システムの再起動は4の手順で実施します)
   


4. システムの再起動
   WinShareのインストール後は、必ずシステムの再起動を行ってください。


5. WinShareのアンインストール
   上記３で確認したコンポーネント(オペレーション /リモート/ 中継サーバ)を全てアンインストールを行ってください。
   
   ※ 中継サーバとその他のコンポーネントを一緒にインストールしている場合は、必ず中継サーバを最初にアンインストールを行ってください。
   
   ※ WinShareの各コンポーネントのアンインストール完了時に、システムの再起動を促すメッセージが表示されますが、コンポーネント毎にシステムの再起動を行なう必要はありません。(システムの再起動は6の手順で実施します)
   


6. システムの再起動
   WinShareのアンインストール後は、必ずシステムの再起動を行ってください。
   ここまでの手順で、WinShareのすべての情報は完全に削除されクリアな状態になります。


7. WinShareのインストール
   今後ご利用になる、WinShareのコンポーネントのインストールを行ってください。

＜補足＞
上記手順内のレジストリキーやインストールフォルダのパスについては、64bit OSを想定した パスを記載しています。32bit OSの場合は以下のように読み替えてご利用ください。