リモートPCにてWinShareユーティリティを起動し、以下の設定を行ってください。
【パスワードによるユーザ認証を行う】
<設定方法>
- Ver3.0の場合
WinShareユーティリティの[セキュリティ設定]タブにある"パスワード認証"をチェックします。
- Ver4.0~Ver6.1の場合
WinShareユーティリティの[接続設定]タブにある"ユーザ名とパスワードで接続ユーザを認証する"をチェックします。
- Ver6.2以降の場合
WinShareユーティリティの[接続設定]タブにある"ユーザ名とパスワードによるユーザ認証を行う"をチェックします。
<効果>
接続時にWinShareユーティリティで登録したユーザ名とパスワードによるユーザ認証を行います。
【パスワードポリシーを設定する】(Ver7.5以降)
<設定方法>
WinShareユーティリティの[ユーザ管理]タブの[パスワードポリシー]ボタンを押し、開いた [パスワードポリシー]画面にて設定を変更します。
<効果>
ポリシー条件(最低長,複雑度)を満たすパスワードのみ利用できるようになります。
【アクセスホストを設定する】
<設定方法>
- Ver3.0の場合
WinShareユーティリティの[アクセスホスト]タブに接続を許可するオペレーションPCを登録します。 登録後、[セキュリティ設定]タブにある"接続ホストの確認"をチェックします。
- Ver4.0~Ver6.0の場合
WinShareユーティリティの[アクセスホスト]タブに接続を許可するオペレーションPCを登録します。 登録後、[接続設定]タブにある"許可されたホスト以外と接続しない"をチェックします。
- Ver6.1の場合
WinShareユーティリティの[アクセスホスト]タブに接続を許可するオペレーションPCを登録します。 登録後、[接続設定]タブにある"登録されたアクセスホスト以外からの接続を拒否する"をチェックします。
- Ver6.2の場合
WinShareユーティリティの[アクセスホスト]タブに接続を許可するオペレーションPCを登録します。 登録後、[接続設定]タブにある"アクセスホストに登録されていないオペレーションPCからの接続を拒否する"をチェックします。
- Ver7.0以降の場合
WinShareユーティリティの[接続設定]タブの"アクセスホストに登録されていないオペレーションPCからの接続を拒否する"をチェックします。さらに、[接続設定]タブの「アクセスホスト管理」ボタンを押し、接続を許可するオペレーションPCを登録します。
<効果>
WinShareユーティリティに登録されたオペレーションPC以外のホストからは接続できなくなります。
【リモートPCのユーザが接続を許可する】
<設定方法>
- Ver3.0の場合
WinShareユーティリティの[セキュリティ設定]タブにある"接続の確認方法"の"接続許可ダイアログを表示する"をチェックします。
- Ver4.0以降の場合
WinShareユーティリティの[ユーザ設定の詳細]項目にある"リモートPCのユーザへの確認"の"確認してから接続する"を選択し、確認応答がない場合の動作を選択します。
- ※リモートPCが無人端末やユーザが在席していない場合は接続できなくなりますのでご注意ください。
<効果>
リモートPCのユーザが接続を許可しない限りオペレーションPCからの接続は行えません。
【通信内容を暗号化する】(Ver5.31以降)
<設定方法>
- Ver5.31~Ver6.01の場合(AES128による暗号化)
WinShareユーティリティの[ユーザ設定の詳細]項目にある"送受信データの暗号化"にて"暗号化する"を選択します。さらに、"暗号化対象"にて"認証情報+オペレートPCの操作情報+リモートPCの操作情報"を選択します。
- Ver6.1の場合(AES256による暗号化)
Ver6.1では暗号化する/しないの設定項目はなく、常に全ユーザの通信データが暗号化されます。 また、WinShareユーティリティの[接続設定]タブにある"Ver6.0以前のホストからの接続を拒否する"をチェックすることで、暗号化をサポートしていない、あるいは暗号化強度の低い旧バージョンからの接続を拒否することができます。(本設定は既定設定です)
- Ver6.2以降の場合(AES256による暗号化)
Ver6.2以降では暗号化する/しないの設定項目はなく、常に全ユーザの通信データが暗号化されます。また、WinShareユーティリティの[接続設定]タブにある"Ver6.0以前のオペレーションPCからの接続を拒否する"をチェックすることで、暗号化をサポートしていない、あるいは暗号化強度の低い旧バージョンからの接続を拒否することができます。
<効果>
リモートPC-オペレーションPC間の通信内容が暗号化されます。
【接続できる時間を制限する】(Ver7.00以降)
<設定方法>
WinShareユーティリティの「接続設定」タブの「ユーザ名とパスワードによるユーザ認証を行う」をチェックし、「接続できる時間帯を制限する」をチェックし、「接続時間帯設定」ボタンを押します。
「接続時間帯設定」画面で曜日毎に接続を許可する時間帯を設定します。曜日のチェックを外すと、該当の曜日は終日接続が拒否されます。
<効果>
WinShareの管理者以外のユーザは、許可設定した時間以外には接続ができなくなります。接続済みの場合には、許可設定した時刻を過ぎると強制的に切断されます。