仮想 IP アドレス (IP エイリアス) が設定されたサーバにて、以下のコマンドを実行
することで、送信元の IP アドレスを仮想 IP アドレスに変更することができます。
・特定のサーバへの通信のみ送信元 IP アドレスを変更する場合
(実行例)
# ip route replace xxx.xxx.xxx.xxx/32 src yyy.yyy.yyy.yyy dev bondXXX
^^^^^^^^^^^^^^^(A) ^^^^^^^^^^^^^^^(B) ^^^^^^(C)
・所属するネットワークの全ての通信の送信元 IP アドレスを変更する場合
(実行例)
# ip route replace xxx.xxx.xxx.xxx/24 src yyy.yyy.yyy.yyy dev bondXXX
^^^^^^^^^^^^^^^(D) ^^^^^^^^^^^^^^^(B) ^^^^^^(C)
(A) ... 特定のサーバの IP アドレス
(B) ... 仮想 IP アドレス
(C) ... 実 IP アドレスが設定されているネットワークインターフェース名
- 例 . bond0, bond0:1 と設定の場合は bond0
(D) ... 所属するネットワークアドレス/サブネットマスク
なお、本設定は実 IP アドレス・仮想 IP アドレスが設定されているネットワーク
インターフェースが停止 (OS の再起動・ネットワークサービスの停止) すること
で解除されます。