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よくあるご質問(サポートFAQ)

NEC iLO7搭載モデルにおけるサーバ管理ツールの留意事項

質問内容

NEC iLO7搭載モデルにおいて、Agentless Management Serviceが起動できず、システムログに「ソース:ESMCommonService / ID:9122(0xC00023A2 / iLOアカウント情報が登録されていません。」が登録されています。原因と対処方法を教えてください。

回答内容

NEC iLO(NEC iLO5/NEC iLO6/NEC iLO7)を搭載したExpress5800シリーズおよびiStorage NSシリーズでは、OS上で動作するサーバ管理ツールがNEC iLOからハードウェアの情報を収集しています。該当するサーバ管理ツールは以下の通りです。

  • Smart Update Manager(Windows版)
  • Agentless Management Service(Windows版/Linux版/VMware版)
  • ESMPRO/ServerAgentService(Windows版/Linux版)
  • RAID Report Service(Windows版/Linux版)
  • 装置情報収集ユーティリティ(Windows版/Linux版)

NEC iLO7からサーバ内でOSからiLOにアクセスする際に「ホスト認証」が必須となっています。そのため、これらサーバ管理ツールがiLOにアクセスするときにつかうiLOアカウントを設定する必要があります。
質問内容の問題事象は、この設定を実施していないために発生していると考えられます。

ilo7_1.png

各サーバ管理ツールにiLOアカウントを設定する方法を案内します。
この対応が質問内容の問題事象への対処となります。

Smart Update Manager(Windows版)のiLOアカウント設定

Starter PackのStandard Program Pakage(SPP)を適用する前にSmart Update ManagerにiLOアカウントを設定する必要があります。

事前準備

  • ESMPRO/ServerAgentService がインストールされている場合は、コントロールパネルの[管理ツール] - [サービス] から、次のサービスを停止して、ESMPRO/ServerAgentServiceのサービスをいったん停止します。

    • ESMCommonService
    • ESM System Management Service
  • Starter Pack DVDの\packages\clean-cache.batを実行してSmart Update Manageのキャッシュをクリアします。

設定方法
Starter Pack DVDの\launch_sum.batを実行してSmart Update Managerを起動します。
ilo7_2.png
[ローカルホストガイドアップデート] をクリックします。
Administrator権限をもつ既存iLOアカウントを設定します。
ilo7_3.png
[キャンセル] をクリックします。
ilo7_4.png
画面右上の[ユーザーアイコン (セッション)]をクリックし、[ログアウト] をクリックします。
ilo7_5.png
[シャットダウン] を選択し、[OK] をクリックします。
ilo7_6.png
Webブラウザーを閉じます。

関連情報
Starter Packダウンロードコンテンツにて公開している「インストレーションガイド (Windows Server 20XX編)」でSmart Update ManagerのiLOアカウントの設定方法を案内しています。

Agentless Management Service(Windows版/Linux版/VMware版)のiLOアカウント設定


事前準備
  • POST時に<F9>キーを押して起動したSystem Utilitiesから、System Configuration > BIOS/Platform Configuration (RBSU) > Server Security > Trusted Platform Module Options > Advanced Trusted Platform Module Optionsと進めて、「TPM Visibility : Visible」に設定して、OSからTrusted Platform Module(TPM)を利用できるようにします。

設定方法
Agentless Management ServiceのamscliコマンドをつかってiLOアカウントを作成します。

  • Windows環境
    コマンドプロンプトにて、カレントディレクトリを「C:\Program Files\OEM\AMS\Service」に移して次のコマンドを実行します。
    # amscli appaccount create -u <ilo_username> -p <ilo_password>
  • Linux環境
    コンソール端末にて、次のコマンドを実行します
    # amscli appaccount create -u <ilo_username> -p <ilo_password>
  • VMware ESXi / ESX環境
    ESXi / ESX Shell より、次のコマンドを実行します。
    # /opt/amsdv/bin/amsdCli appaccount create -u <ilo_username> -p <ilo_password>

関連情報
Starter Packダウンロードコンテンツにて公開している「Agentless Management Service (AMS) をご使用時の注意事項」でAgentless Management ServiceのiLOアカウントの設定方法を案内しています。

ESMPRO/ServerAgentService(Windows版/Linux版)、RAID Report Service(Windows版/Linux版)、装置情報収集ユーティリティ(Windows版/Linux版)のiLOアカウント設定


事前準備
  • Starter Packから「NEC iLO アカウント登録ツール」をインストールします。

    • Windows環境
      Starter Packの「各種アプリケーション」から「NEC iLO アカウント登録ツール」をインストールします。
    • Linux環境
      Starter Packの/software/{Starter Packのリビジョン}/lnx/pp/ilouserset/に格納されているインストールスクリプト「pp_install」を実行します。

設定方法
NEC iLO アカウント登録ツールのiLOUserSetコマンドをつかってiLOアカウントを設定します。

  • Windows環境
    コマンドプロンプトにて、カレントディレクトリを「C:\Program Files\iLOUserSet」に移して次のコマンドを実行します。
    # iLOUserSet -u "UserName" -p "Password"
  • Linux環境
    コンソール端末にて、カレントディレクトリを「/opt/nec/ilouserset/」に移して次のコマンドを実行します。
    # ./iLOUserSet -u username -p password

関連情報
Starter Pack DVDに収録している説明書「NEC iLOアカウント登録ツール」で、ESMPRO/ServerAgentService、RAID Report Service、装置情報収集ユーティリティのiLOアカウントの設定方法を案内しています。

まとめ

上記のポイントを整理したものを以下のとおり案内します。

サーバ管理ツール設定ツール設定するアカウント
Smart Update Manager
(Windows)
Smart Update ManagerAdministrator権限をもつ既存iLOアカウント
Agentless Management Service
(Windows/Linux/VMware)
Agentless Management Serviceのamscliコマンドアプリケーションアカウントの新規作成
ESMPRO/ServerAgentService
RAID Report Service
装置情報収集ユーティリティ
(Windows/Linux)
NEC iLOアカウント登録ツールのiLOUserSetコマンドAdministrator権限をもつ既存iLOアカウント

製品名カテゴリ

Express5800シリーズ タワーサーバ
Express5800シリーズ ラックサーバ
iStorage NSシリーズ

対象製品

品名: iLO7搭載モデル
  • コンテンツID: 3150117415
  • 公開日: 2026年03月05日
  • 最終更新日:2026年03月05日
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