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修正情報・ダウンロード

ESMPRO/ServerManager ExpressUpdate機能/Universal RAID Utility連携機能不具合修正モジュール

概要

ESMPRO/ServerManager ExpressUpdate機能/Universal RAID Utility連携機能の不具合を修正します。

本モジュールはESMPRO/ServerManagerのHTTPS機能を有効にした場合に、ExpressUpdate Agent/Universal RAID Utilityからのイベント通知が受信できなくなる不具合を修正します。

※本モジュールを有効にする為にはESMPRO/ServerManagerのHTTP機能が有効である必要があります。HTTP機能は標準では有効となっていますが、お客様が設定を無効に変更されている場合は、設定を元に戻す必要があります。

製品名カテゴリ

ESMPRO/ServerManager

対象製品

品名 ESMPRO/ServerManager
リビジョン Ver5.1-5.43
対象OS Miracle Linux 2.1
Miracle Linux 3
Miracle Linux 4
Asianux Server 3
RHEL 2.1
RHEL 3
RHEL 4
RHEL 5
RHEL 6
Windows Vista
Windows XP
Windows Server 2003
Windows Server 2003 R2
Windows Server 2008
Windows Server 2008 R2
Windows 7
型番
修正情報

【説明】 
アップデートモジュール本体(Windows版)

【ファイル名】 
ESMSM_UPDATE_W.zip
(形式:ZIP サイズ:10,891バイト)


【説明】 
アップデート手順書(Windows版)

【ファイル名】 
UPDATE手順書_W.txt
(形式:TXT サイズ:5,591バイト)


【説明】 
アップデートモジュール本体(Linux版)

【ファイル名】 
ESMSM_UPDATE_L.tgz
(形式:TGZ サイズ:7,339バイト)


【説明】 
アップデート手順書(Linux版)

【ファイル名】 
UPDATE手順書_L.txt
(形式:TXT サイズ:3,843バイト)



種別

修正情報

障害区分

結果異常

障害内容/強化内容

ESMPRO/ServerManagerのHTTPS機能を有効にした場合、ExpressUpdate AgentおよびUniversal RAID Utilityからのイベント通知が受信できなくなる場合があります。
この場合、
  ・ExpressUpdateを使用してアップデートを行った場合に、アップデートが
    正常に完了した場合でも、処理がタイムアウトしたように表示されてしまう
  ・RAIDの状態が変化した場合に画面表示が更新されるのに時間がかかる、
    もしくはRAID監視が行えなくなる
という問題が発生します。

本モジュールはこのイベント通知の失敗を抑止するためのものです。

障害原因/強化理由

ExpressUpdate AgentおよびUniversal RAID Utilityからのイベント通知には通常はHTTP通信が使用されています。しかし、ESMPRO/ServerManagerのHTTPS機能が有効にされた場合は、HTTPS通信が優先して使用されていました。

ここで、ExpressUpdate AgentおよびUniversal RAID UtilityがHTTPSを使用してイベントを通知しようとした場合に通知に失敗する場合があることが判明しました。

そこで、本修正モジュールではESMPRO/ServerManagerがExpressUpdate AgentとUniversal RAID Utilityにイベント通知の際にHTTPを優先するように指示を行うよう処理を修正しました。

※本モジュールを有効にする為にはESMPRO/ServerManagerのHTTP機能が有効である必要があります。HTTP機能は標準では有効となっていますが、お客様が設定を無効に変更されている場合は、設定を元に戻す必要があります。

なお、HTTPで通信を行う場合でも通知されるメッセージの内容はWS-Security(注)に従って、HTTPSで通信を行う場合と同等の暗号化が施されています。

(注)WS-Securityとは標準化団体であるOASISによって規格化されている、Webサービスにセキュリティを適用する場合の業界標準の規格です。

対処が必要となる製品がインストールされているかを確認する方法

ESMPRO/ServerManagerへログインして画面上部のメニューから[ESMPRO/ServerManagerについて]をクリックし、画面に表示されるバージョンが下記のいずれかであることを確認して下さい。

  a)"5.1□-5.3□(注)"であること。
    (注)□:空白または任意の数値、アルファベットが入ります。
  b)"5.41", "5.42", "5.43" のいずれかであること。

対処が正しく適用されていることを確認する方法

「アップデート手順書」を参照してください。

対象機器

機種依存はありません。

適用方法

「アップデート手順書」に従って、適用をお願いします。

【注意事項】
Windows OSでzipファイルを解凍するにあたっての注意事項

  本ソフトウェアのzipファイルを解凍する前に、以下の手順に従って、
  ZoneID情報の確認、削除を行ってください。
  ZoneID情報を付与したまま、zipファイルの解凍、およびインストールを
  行った場合、適用後のモジュールが正常に動作しない場合があります。

  Windows Vista、Windows XP Service Pack 2以降、または
  Windows Server 2003 Service Pack 1以降のInternet Explorerで、
  [イントラネット] 以外に設定したゾーンのサイトからダウンロードした
  ファイルに "ZoneID" と呼ばれる情報が付与されるようになりました。

  zipファイルにZoneIDが付与されている場合、展開したファイルにも
  ZoneID情報が引き継がれ、実行時にセキュリティの警告が表示され、
  サービスおよびプロセスが起動しないことがあります。

  1) ポリシー設定 (ゾーン情報を削除する方法を非表示にする)の
     確認と変更
   1-1) [スタート] メニューから [ファイル名を指定して実行(R)] を
        選択します。
   1-2) "gpedit.msc" と入力し、[OK] をクリックします。
   1-3)「グループ ポリシー オブジェクト エディタ」画面が表示されます。
        [ユーザーの構成] - [管理用テンプレート]
        - [Windowsコンポーネント]- [添付ファイル マネージャ] を
        選択します。
   1-4)「ゾーン情報を削除する方法を非表示にする」の状態を
       確認してください。
        "有効" になっている場合は、「ゾーン情報を削除する方法を
        非表示にする」のプロパティ画面で "無効" をクリックし、[OK] を
        クリックします。"無効" もしくは "未構成" になっている場合は、
        変更は不要です。

  2) zipファイルのZoneID情報の削除
   2-1) zipファイルのプロパティ画面を開き、[全般] タブを選択します。
   2-2) 以下の表示がある場合、[ブロックの解除(K)] をクリックし、
        [OK] をクリックします。
   -------------------------------------------------------------------
   セキュリティ: このファイルは他のコンピュータから取得したものです。
                 このコンピュータを保護するため、このファイルへの
                 アクセスはブロックされる可能性があります。
   -------------------------------------------------------------------

  3) ポリシー設定 (ゾーン情報を削除する方法を非表示にする) の変更
    1) でポリシー設定 (ゾーン情報を削除する方法を非表示にする)を "有効" から
    "無効" に変更した場合は、同様の手順で "有効" に戻してください。

補足

* 補足
「アップデート手順書」の[4. 注意事項]を参照してください。

  • コンテンツID: 9010101452
  • 公開日: 2011年12月15日
  • 最終更新日:2011年12月15日
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