ESMPRO/ServerManager Ver. 5.6 インストレーションガイドの注意事項の項目を参照してください。
●Internet Explorer バージョン9 について
Internet Explorer バージョン9 を利用したESMPRO/ServerManager Ver. 5の操作は未サポートです。
Internet Explorer バージョン9 を利用した場合以下の問題があります。
[問題]
Internet Explorer バージョン9 を利用してESMPRO/ServerManager Ver. 5にログインし
操作を行った場合(*)Internet Explorerのメモリ使用量が増加します。
(1時間当たり約7MB増加。操作により異なります)。
(*)ESMPRO/ServerManager Ver.5にログインしている間のみメモリ使用量は増加します。
ESMPRO/ServerManager Ver.5からログアウトする、30分無操作が続き自動的にセッションが
切断された場合はメモリ使用量の増加はありません。
[回避策]
Internert Explorerを閉じることにより、使用していたメモリは解放されます。
長時間操作を行う場合は、定期的にブラウザを閉じる操作を行ってください。
●ECO設定 - 消費電力制御設定でのSafe Power Capping機能について
ESMPRO/ServerManager の ECO設定 - 消費電力制御設定画面に、
Safe Power Capping機能がありますが、以下に示す装置では、
この機能をサポートしておりません。これらの該当装置に対して
ESMPRO/ServerManager Ver.5.53 ~ Ver.5.66を使用する場合は、
Safe Power Capping機能を「有効」に設定しないでください。
[Safe Power Capping未サポート装置]
- Express5800/E120d-M
- Express5800/E120d-1
Safe Power Capping未サポート装置において、Safe Power Capping機能を「有効」に
設定した場合、以下の条件でサーバの性能が低下することがあります。
- BMCリセットスイッチ押下時
- 各種ユーティリティ(*1)によるBMCリセット実行時
- BMCファームウェアアップデート後のBMC再起動時
Safe Power Capping未サポート装置において、Safe Power Capping機能を「有効」に
設定した場合は、「無効」に戻して頂きますようお願いします。また、万一、
Safe Power Capping未サポート装置で「有効」に設定後に、Safe Power Cappingの
設定項目が表示されずに「無効」に戻すことができない場合、以下の手順で項目を
再表示してください。
1. 以下のサービスをこの順番で停止する。
- ESMPRO/SM Common Component (*2)
- ESMPRO/SM Web Container
2. 以下のサービスをこの順番で開始する。
- ESMPRO/SM Web Container
- ESMPRO/SM Common Component
- ESMPRO/SM Event Manager
(*1) EXPRESSCOPEエンジン 3 のWebコンソール、ESMPRO/ServerManager、BMC Configuration
(*2) 本サービスを停止するとESMPRO/SM Event Managerも停止します。