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修正情報・ダウンロード

【WebSAM WinShare】WSFTでの接続が無応答になる障害、ならびにCMIT.exeでアプリケーションエラーが発生する障害についての修正モジュール

概要

以下の障害に対処した修正モジュールです。

ファイル転送GUI(WSFT)からの接続が無応答になる障害。
接続先マシン上の「ESMPRO/CM CMIT service」サービス(CMIT.exe)にてアプリケーションエラーが発生する障害。

製品名カテゴリ

WebSAM WinShare

対象製品

品名 WebSAM WinShare Ver5.1,Ver5.2,Ver5.3,V6.0
リビジョン
対象OS Windows
型番
修正情報

【説明】 
修正モジュールです。

【ファイル名】 
WinShare.zip
(形式:ZIP形式 サイズ:249,309バイト)


【説明】 
修正モジュールの適用手順などを記載しています。

【ファイル名】 
リリースメモ.txt
(形式:テキスト形式 サイズ:5,954バイト)



種別

修正情報

障害区分

ユーザプログラムアボート

障害内容/強化内容

ファイル転送GUI(WSFT)からの接続が無応答になり、ファイル転送GUIを操作することができなくなります。
また、ファイル転送GUIが無応答になった後、ファイル転送GUIを強制終了し、再び接続を行うことを繰り返していると、接続先マシン上の「ESMPRO/CM CMIT service」サービス(CMIT.exe)にてアプリケーションエラーが発生します。

障害原因/強化理由

接続先マシンで動作している、ネットワークドライブ用のファイル転送プログラムである"lgoncmit.exe"が、終了時の通信資源解放処理の不具合により、通信資源を解放することなく、終了中のまま残ってしまうことがありました。そのため、次にファイル転送GUIから接続を行うと、"lgoncmit.exe"が応答を返さず、無応答となっていました。"lgoncmit,exe"の通信資源解放処理を修正し、"lgoncmit.exe"が通信資源を解放して正しく終了するように修正しました。

CMIT.exeにて、データ受信がエラーになった時のメモリ解放処理に不具合があり、不正なメモリアドレスを参照したためにアプリケーションエラーとなっていました。メモリ解放処理を修正し、不正なメモリアドレスを参照しないように修正しました。

対処が必要となる製品がインストールされているかを確認する方法

"Windows"フォルダ配下の"express.ini"をメモ帳等で開いてください。
[ESMPRO/WSR]セクションに、"CurrentVersion"という項目が記載されています。
この値が、5.10から6.00までである場合が対象となります。

対処が正しく適用されていることを確認する方法

修正モジュールが以下のものになっているか、確認してください。

  ファイル名      更新日時              サイズ(byte)
  --------------------------------------------------
  itapi.dll              2015/2/17 14:38:56    160,768
  ITLaunch.exe      2015/2/18  2:13:36     37,888
  LGONCMIT.exe    2015/2/17 22:27:34    379,904
  SNSk.dll             2015/2/17 15:03:34     31,744

対象機器

対象機器の条件はありません。

適用方法

(1)WinShare.zip を ワークフォルダにて解凍してください。
  以下のファイルが解凍されることをご確認ください。

  ファイル名      更新日時              サイズ(byte)
  --------------------------------------------------
  itapi.dll              2015/2/17 14:38:56    160,768
  ITLaunch.exe      2015/2/18  2:13:36     37,888
  LGONCMIT.exe    2015/2/17 22:27:34    379,904
  SNSk.dll             2015/2/17 15:03:34     31,744


(2)ESMPRO/CM CMIT service サービスの停止

  リモートPC(リモートライセンスがインストールされたPC)におきまして、
  コントロールパネルの 「管理ツール」→「サービス」で「ESMPRO/CM CMIT service」
  サービスを停止してください。

(3)ITLaunch.exe の停止

  タスクマネージャを起動してください。
  <すべてのユーザーのプロセスを表示>ボタンをクリックしてください。
  イメージ名から、「ITLaunch.exe」を選択して、<プロセスの終了>ボタンをクリック
  してください。確認メッセージが表示されますので、<プロセスの終了>ボタンをク
  リックしてください。
  「ITLaunch.exe」が複数存在する場合は、すべて終了させてください。

(4)lgoncmit.exe の停止

  タスクマネージャを起動してください。
  <すべてのユーザーのプロセスを表示>ボタンをクリックしてください。
  イメージ名から、「lgoncmit.exe」を選択して、<プロセスの終了>ボタンをクリック
  してください。確認メッセージが表示されますので、<プロセスの終了>ボタンをク
  リックしてください。
  一覧に「lgoncmit.exe」が存在しない場合は、(5)に進んでください。
  「lgoncmit.exe」が複数存在する場合は、すべて終了させてください。


(5)修正モジュールのコピー

  (1)で展開しました修正モジュールを上書コピーしていただきますが、コピー先フォル
  ダは、インストールされております製品、インストールの順番によりまして、以下の
  パターンがあります。

  ①同じマシンに WebSAM ClientMananger がインストールされており、
    WebSAM WinShare の後から ClientManager がインストールされていた場合

    <WebSAM ClientMananger マネージャのインストールフォルダ>\bin

  ②同じマシンに WebSAM ClientManager がインストールされており、
    WebSAM WinShare より先に ClientManager がインストールされていた場合
    または、
    同じマシンに WebSAM ClientManager がインストールされていない場合

   ②-1 同じマシンに WinShare オペレーションライセンスもインストールされており、
        リモートライセンスが先にインストールされていた場合

    <WebSAM WinShareのインストールフォルダ>\ESMPROWSR\Bin

   ②-2 同じマシンに WinShare オペレーションライセンスがインストールされており、
        オペレーションライセンスが先にインストールされていた場合

    <WebSAM WinShareのインストールフォルダ>\ESMPROWSO\Bin

   ②-3 同じマシンに WinShare オペレーションライセンスがインストールされていな
        い場合

    <WebSAM WinShareのインストールフォルダ>\ESMPROWSR\Bin

   オペレーションライセンスと、リモートライセンスのどちらを先にインストールし
   たかわからない場合は、WinShareのインストールフォルダ配下にある
   "ESMPROWSO\Bin"フォルダと"ESMPROWSR\Bin"フォルダのうち、修正モジュールと同じ
   ファイルが存在するフォルダが、コピー先フォルダです。

    ※既定の WinShareインストールフォルダ は以下のフォルダです。
       64bit OSの場合  C:\Program Files (x86)\WinShare
       32bit OSの場合  C:\Program Files\WinShare

    ※既定の ClientManagerインストールフォルダ は以下のフォルダです。
       64bit OSの場合  C:\Program Files (x86)\ESMPRO\ESMPROCM
       32bit OSの場合  C:\Program Files\ESMPRO\ESMPROCM

(6)ESMPRO/CM CMIT service サービスの開始

  リモートPC(リモートライセンスがインストールされたPC)におきまして、
  コントロールパネルの 「管理ツール」→「サービス」で「ESMPRO/CM CMIT service」
  サービスを開始してください。

(7)ITLauncher.exeの開始

  (4)で上書コピーした修正モジュールのうち、"ITLaunch.exe"をエクスプローラでダブ
  ルクリックするなどして、実行してください。

  以上で修正モジュールの適用は完了です。

補足

(1) 本修正モジュールを、以前のモジュールに戻す必要がある場合には、上書コピーす
    る前に既存モジュールを退避しておいてください。

(2) 本修正モジュールは、WebSAM WinShare リモートライセンスの Ver5.1、Ver5.2、
    Ver5.21、Ver5.3、Ver6.0用です。Ver5.0以前のバージョンには、適用しないでくだ
    さい。

  • コンテンツID: 9010103796
  • 公開日: 2015年02月24日
  • 最終更新日:2015年02月24日
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