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Express5800/R120h-1M
Express5800/R120h-2M
Server Platform Services(SPS) ファームウェア: 4.0.4.288
Innovation Engine(IE) ファームウェア: 0.1.5.2
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【ソ フ ト 名】 Express5800/R120h-1M、Express5800/R120h-2M、
Server Platform Services(SPS) ファームウェアアップデートモジュール (Windows版/Linux版)
Innovation Engine(IE) ファームウェアアップデートモジュール (Windows版/Linux版)
【登 録 名 】 GVO-034400-G06_636562051177882047.zip
【対 応 機 種】 Express5800/R120h-1M、Express5800/R120h-2M
【対 応 O S 】 本ソフトウェアは、下記のOSに対応しています
・Windows Server (R) 2012 R2 日本語版
・Windows Server (R) 2016 日本語版
・Red Hat(R) Enterprise Linux(R) 7 日本語版
【対象ユーザ 】 下記[アップデート対象ユーザ]参照
【ソフト種別 】 Server Platform Services(SPS) ファームウェア
Innovation Engine(IE) ファームウェア
【作 成 方 法】 ZIP圧縮形式
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【 アップデートを行う際の注意事項 】
Server Platform Services(SPS)ファームウェア Version 04.00.04.288 (以下、SPSファームウェア
:04.00.04.288 といいます)、Innovation Engine(IE)ファームウェア Version 0.1.5.2 (以下、IE
ファームウェア:0.1.5.2といいます)のアップデートを行うためには、アップデート機能をサポート
したシステムROM(v1.26 以降)が適用されている必要があります。アップデート機能をサポートした
システムROM(v1.26 以降)が適用されていない場合は、本ソフトウェアのアップデートを行うことが
できませんので、システムROM(v1.26 以降)のアップデートを行ってください。システムROM(v1.26
以降)のアップデートモジュールは、<こちら>からダウンロードできます。
本ソフトウェアは、必ず、IEファームウェア:0.1.5.2 のアップデートを行った後に、SPSファーム
ウェア:04.00.04.288 のアップデートを行ってください。また、IEファームウェア:0.1.5.2 のア
ップデートの後は、速やかに、SPSファームウェア:04.00.04.288 のアップデートを行ってください。
【ソフトの紹介】
この「Express5800/R120h-1M、Express5800/R120h-2M Server Platform Services(SPS)ファームウェアアップデ
ートモジュール、Innovation Engine(IE)ファームウェアアップデートモジュール、(以下「本ソフトウェア」と
いいます。)」は、Express5800/R120h-1M、Express5800/R120h-2Mで以下の対応を行う Server Platform Services
(SPS)ファームウェア、Innovation Engine(IE)ファームウェアです。
< Server Platform Services(SPS)ファームウェア >
・以下のSPSファームウェアセキュリティの脆弱性に対応。
- CVE-2017-5706 (http://www.cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=2017-5706)
- CVE-2017-5709 (http://www.cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=2017-5709)
< Innovation Engine(IE)ファームウェア >
・稀に、CPU、Memory の温度監視ができなくなり、FANの回転数が上がってしまう件に対応。
・"Processor Jitter Control"、"Processor Jitter Control Frequency" 機能が、稀に機能できなくなる件に
対応。
・Xeon 6143、8165 搭載環境において、稀に、"Core Boosting"機能が機能できなくなる件に対応。
<注意>
* アップデート操作を誤るとシステムが起動しなくなる等の障害が発生することがあります。本説明文を最後まで
よく読み誤操作のないようアップデートを行ってください。また、データ書き換え中に予期せぬアクシデント
(停電、雷、遮断、ノイズ等)によりシステムが誤動作したり電源が切断されたりしますと、最悪の場合、機器
が損傷し正常動作しなくなります。
このような場合お客様のご負担で修理を必要とすることがありますので十分ご注意ください。
* 仮想化された環境(ハイパーバイザーあるいはゲストOSなど)においては、本ソフトウェアはご使用になれませ
ん。本ソフトウェアが対応しているOS上からアップデートしてください。
* OS上の設定にてUSBポートを無効化している場合(セキュリティソフトの設定やデバイスマネージャの設定等)
は、設定を解除し、USBポートを有効にしてからアップデートしてください。
≪ Windows(R) OS における注意事項 ≫
* 本ソフトウェアをご使用になるためには、 iLO 5(ベースボードマネージメントコントローラ) へのアクセスを
行うため、「Starter packの適用」がインストールされている必要があります。
≪ Linux(R) OS における注意事項 ≫
* 本ソフトウェアをご使用になるためには、 iLO 5(ベースボードマネージメントコントローラ) へのアクセスを
行うため、"iLO 5 Channel Interface Driver(CHIF)" がインストール、起動されている必要があります。
以下のいずれかの方法で、iLO_CHIF_Driver(hpilo) がインストールされていることを確認してください。
# lsmod | grep hpilo
# modinfo hpilo
【アップデート対象ユーザ】
下記機種で対象となるソフトウェアバージョンをお使いのお客様。
・対象となる機種
1. Express5800/R120h-1M
2. Express5800/R120h-2M
・対象となる各バージョン
下記バージョンをお使いのお客様は本アップデートモジュールの適用が必要です。
<IEファームウェア>
Innovation Engine (IE) ファームウェア : 0.1.0.28
Innovation Engine (IE) ファームウェア : 0.1.2.6
Innovation Engine (IE) ファームウェア : 0.1.4.4
<SPSファームウェア>
Server Platform Services (SPS) ファームウェア : 4.0.3.211
Server Platform Services (SPS) ファームウェア : 4.0.3.219
注) 上記リバージョンより新しいバージョンが適用されている場合は、本アップデートモジュールと同等の
機能が既に適用されているため、本アップデートを実施する必要はありません。
--- バージョン確認方法 ---
以下のいずれかの方法で、対象となる本体装置のバージョンを必ず確認してください(※1)。
IEファームウェアバージョン、SPSファームウェアバージョンは、以下の方法でご確認いただけます。
* アップデート対象本体装置にて確認する場合 *
<システムユーティリティでの確認方法>
(1) アップデート対象本体装置の電源を入れ、ディスプレイ画面にPOST(Power On Self-Test)の実行内容が表示
されます。しばらくすると、画面下に次ののメッセージが表示されますので、メッセージに従い、<F9>キー
を押下し、システムユーティリティを起動してください。
[F9] System Utilities
(2) システムユーティリティ起動後、『System Information』を選択し、さらに『Firmware Information』を
選択してください。
(3) 画面に各ファームウェアのバージョンが表示されます。『Server Platform Services (SPS) Firmware』項
『Innovation Engine (IE) Firmware』項から、バージョンを確認してください。
(4) バージョン確認後は<ESC>キー、または、『Exit』を選択し、システムユーティリティを終了してください。
注)システムユーティリティの使用方法の詳細は、メンテナンスガイドの『便利な機能』、『システムユーティリ
ティ』をご参照ください。
* リモート環境から確認する場合 *
<iLO WEB インターフェースからの確認方法>
(1) リモート環境において、iLO WEB インターフェースにログインする。
(2) 左メニューの『ファームウェア & OSソフトウェア』を選択し、『ファームウェア』を選択します。
(3) 画面に各ファームウェアのバージョンが表示されます。『Server Platform Services (SPS) Firmware』項
『Innovation Engine (IE) Firmware』項から、バージョンを確認してください。
なお、ご使用にあたり、以下のソフトウェアのご使用条件を充分にお読みください。
本使用条件にご同意いただけない場合には、本ソフトウェアをダウンロードなさらないでください。
本ソフトウェアをダウンロードされた場合には、本使用条件にご同意いただいたものとします。
【ソフトウェアのご使用条件】
1.期間
(1)本使用条件は、お客様が本ソフトウェア製品をお受け取りになった日に発効します。
(2)お客様は、1ヶ月以上前に、弊社宛て書面により通知することにより、いつにても本使用条件により許諾される
許諾プログラムの使用権を終了させることができます。
(3)弊社は、お客様が本使用条件のいずれかの条項に違反されたときは、いつにても許諾プログラムの使用権を終了
させることができるものとします。
(4)許諾プログラムの使用権は、本使用条件の規定に基づき終了するまで有効に存続します。
(5)許諾プログラムの使用権が終了した場合には、本使用条件に基づくお客様のその他の権利も同時に終了するもの
とします。お客様は、許諾プログラムの使用権の終了後直ちに、許諾プログラムおよびそのすべての複製物、
ならびに許諾プログラムとともに提供されたマニュアル等の関連資料を破棄するものとします。
2.使用権
(1)お客様は、許諾プログラムをお客様がお持ちの弊社サーバにおいてのみ、使用することができます。
(2)お客様は、前項に定める条件に従い日本国内においてのみ、許諾プログラムを使用することができます。
3.著作権その他の知的財産権
許諾プログラムに係る著作権その他の知的財産権は、弊社または許諾プログラムの著作権その他の知的財産権を
保有する第三者に帰属し、許諾プログラムは、日本国、アメリカ合衆国その他適用のある国の法律により保護さ
れます。
4.許諾プログラムの複製、改変および結合
(1)お客様は、滅失、毀損等に備える目的でのみ許諾プログラムを1部複製することができます。ただし、許諾
プログラムを固定メモリに組み込んだときにはこの限りではありません。この場合、お客様は、許諾プログラム
の記憶媒体を滅失、毀損に備える目的でのみ保管することができます。
(2)お客様は、許諾プログラムのすべての複製物に、許諾プログラムに付されている著作権表示およびその他の権利
表示を付すものとします。
(3)お客様は、本使用条件で明示されている場合を除き、許諾プログラムの使用、複製、改変、結合、書籍雑誌や
ネットワークへの転載またはその他の処分を行うことはできません。
(4)お客様は、いかなる場合であっても許諾プログラムとともに提供されたマニュアル等の関連資料を複製、書籍
雑誌やネットワークへ転載することはできません。
(5)本使用条件は、許諾プログラムに関する無体財産権をお客様に移転するものではありません。
5.許諾プログラムの移転等
(1)お客様は、下記の全ての条件を満たした場合に限り、本使用条件に基づくお客様の権利を譲渡することができ
ます。
(イ)お客様が本使用条件、許諾プログラムおよびそのすべての複製物、ならびに許諾プログラムとともに提供
されたマニュアル等の関連資料を譲渡し、これらを一切保持しないこと。
(ロ)譲受人が本使用条件に同意していること。
(2)お客様は、本使用条件で明示されている場合を除き、許諾プログラムまたはその使用権の第三者に対する再使用
許諾、譲渡、移転またはその他の処分をすることはできません。
6.逆コンパイル等
お客様は、許諾プログラムをリバース・エンジニア、逆コンパイルまたは逆アセンブルすることはできません。
7.保証の期限
(1)弊社は、許諾プログラムに関していかなる保証も行いません。許諾プログラムに関し発生する問題はお客様の
責任および費用負担をもって処理されるものとします。
(2)前項の規定にかかわらず、弊社が許諾プログラムの誤り(バグ)を修正したときは、弊社は、自己の裁量により、
かかる誤りを修正したプログラムもしくは修正のためのプログラム(以下、これらのプログラムを「修正プロ
グラム」といいます。)または、かかる修正に関する情報を弊社が定める方法により提供することがあります。
お客様に提供した修正プログラムは許諾プログラムとみなします。
8.責任の制限
弊社は、いかなる場合も、お客様の逸失利益、特別な事情から生じた損害(損害発生につき弊社が予見し、または
予見し得た場合を含みます。)および第三者からお客様に対してなされた損害賠償請求に基づく損害について一切
責任を負いません。
9.その他
(1)お客様は、いかなる方法によっても許諾プログラムおよびその複製物、ならびに許諾プログラムとともに提供さ
れたマニュアル等の関連資料を日本国から輸出してはなりません。
(2)お客様は、弊社が許諾プログラムの使用に関する監査を実施し、必要に応じて許諾プログラムの提供元へその情
報を提供することに同意するものとします。
(3)お客様がアメリカ合衆国政府との契約、またはアメリカ合衆国政府向けの下請契約の履行目的で許諾プログラム
を使用する場合、お客様は、FAR 12.211および12.212に従って、商用コンピューターソフトウェア、コンピュー
タソフトウェアドキュメント、および商用製品の技術データが本使用条件に基づき使用許諾されるものとします。
(4)本使用条件にかかわる紛争は、東京地方裁判所を専属的合意管轄裁判所として解決するものとします。
(5)許諾プログラム内にソフトウェアライセンスに関して記述したファイル(以下、ライセンスファイルといいます)が
存在する場合、ライセンスファイル内で指定されたファイルについては、上記に記載した内容に関わらず、ライセ
ンスファイル内の条項に従うものとします。
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各モジュールのアップデート手順
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以下の手順で、本ソフトウェアのダウンロードと解凍を行って下さい。
【操作手順】
(1) Administrator 権限のないユーザでログインしている場合は、Administrators 権限のあるユーザでログインし
直してください。
(2) 本モジュールをハードディスクの適当な場所に、ダウンロードします。
(3) ダウンロードした zipファイルを適当な場所にすべて解凍します。
フォルダの配下に本ソフトウェアと手順書(READMEJ.TXT)が解凍されます。
READMEJ.TXT の手順に従って、IEファームウェアのアップデート、SPSファームウェアのアップデートを行って
ください。
※ 解凍された手順書(READMEJ.TXT)はWindows(R) OS添付の「メモ帳」等でご覧になれます。
本手順書 (READMEJ.TXT) の内容にしたがって、各ソフトウェアのアップデートを実行して下さい。
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【改版履歴】
2017/12/18 SPSファームウェアバージョン: 4.0.4.288、IEファームウェアバージョン: 0.1.5.2
< Innovation Engine(IE)ファームウェア >
以下は、IEファームウェアバージョン: 0.1.4.4 が適用されている環境のみ対象です。
・稀に、CPU、Memory の温度監視ができなくなり、FANの回転数が上がってしまう件に対応。
・"Processor Jitter Control"、"Processor Jitter Control Frequency" 機能が、稀に機能できなくなる件に対応。
・Xeon 6143、8165 搭載環境において、稀に、"Core Boosting"機能が機能できなくなる件に対応。
2017/11/20 SPSファームウェアバージョン: 4.0.4.288、IEファームウェアバージョン: 0.1.4.4
< Server Platform Services(SPS)ファームウェア >
・以下のSPSファームウェアセキュリティの脆弱性に対応。
- CVE-2017-5706 (http://www.cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=2017-5706)
- CVE-2017-5709 (http://www.cve.mitre.org/cgi-bin/cvename.cgi?name=2017-5709)
< Innovation Engine(IE)ファームウェア >
- Server Platform Services(SPS)ファームウェアの対応に伴う対応。
2017/10/10 SPSファームウェアバージョン: 4.0.3.219、IEファームウェアバージョン: 0.1.2.6
・Core Boost Technology をサポート。
・iLO WEBインターフェースの構成変更に、Processor Jitter 機能が応答できなくなることがある件に対応。
2017/08/23 SPSファームウェアバージョン:4.0.3.211、IEファームウェアバージョン:0.1.0.28
・初版。
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【商標および著作権】
Microsoft、Windows、Windows Server、は、米国Microsoft Corporation の米国及びその他の国における登録商標ま
たは商標です。
Linuxは、Linus Torvalds氏の日本およびその他の国における商標または登録商標です。
Red Hat、Red Hat Enterprise Linux は、米国 Red Hat, Inc.の米国およびその他の国における商標または登録商標
です。
その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
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その他、各製品は各社の著作物です。
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