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Express5800/R120d-1M
Express5800/R120d-2M
Express5800/A1020a
BMCファームウェア 00.20 , SDR 00.11
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【ソ フ ト 名】 Express5800/R120d-1M、Express5800/R120d-2M、Express5800/A1020a
BMCファームウェアアップデートモジュール (オフラインアップデート版)
【登 録 名 】 421404-A01_635023215770806262.zip
【対 応 機 種】 Express5800/R120d-1M、Express5800/R120d-2M、Express5800/A1020a
【対 応 O S 】 非依存
【対象ユーザ 】 下記[アップデート対象ユーザ]参照
【ソフト種別 】 BMCファームウェア
【作 成 方 法】 ZIP圧縮形式
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【ソフトの紹介】
この「Express5800/R120d-1M、Express5800/R120d-2M、Express5800/A1020a BMCファームウェア/SDR アップデート
モジュール(以下「本ソフトウェア」といいます。)」は、以下の機能強化に対応したBMCファームウェア/SDR です。
・ESMPRO/SM に BMC を登録しようとしても、環境によっては BMC を登録できない件を改善。
・サーバ装置に半年間以上連続で通電し続けるとBMCリセットが発生し、その後、リモートKVM をご使用された
場合、BMC がストールする可能性がある問題を改善(リモートKVM をご使用にならない場合には、BMCリセット
のみの発生となります)。
なお、通常の BMCリセット(BMCリセットボタンや EXPRESSSCOPEエンジン3 の Webコンソール等からの BMC
リセット)については、実施後も問題なく、リモートKVM をご使用になれます。
<注意>
*アップデート操作を誤ると本体装置が起動しなくなる等の障害が発生することがあります。
本説明文を最後までよく読み誤操作のないようアップデートを行ってください。
また、データ書き換え中に予期せぬアクシデント(停電、雷、遮断、ノイズ等)により本体装置が誤動作したり
電源が切断されたりしますと、最悪の場合、機器が損傷し正常動作しなくなります。
このような場合お客様のご負担で修理を必要とすることがありますので十分ご注意ください。
以下については、リモートマネージメント拡張ライセンス[N8115-04](オプション機能)をインストールして、
ご使用されているお客様が対象です。
*EXPRESSSCOPE(R)エンジン3 のリモートメディア機能を使用してのBMCファームウェアのアップデートは行うこと
ができませんので、ご注意ください。
【アップデート対象ユーザ】
下記機種で,対象となるソフトウェアバージョンをお使いのお客様。
・対象となる機種
1. Express5800/R120d-1M
2. Express5800/R120d-2M
3. Express5800/A1020a
・対象となる各バージョン
下記バージョンをお使いのお客様は本アップデートモジュールの適用が必要です。
<BMCファームウェア>
BMC Firmware Revision: 00.13
BMC Firmware Revision: 00.14
BMC Firmware Revision: 00.16
BMC Firmware Revision: 00.17
BMC Firmware Revision: 00.18
<SDR>
SDR Revision: 00.09
SDR Revision: 00.10
注) 上記バージョンより新しいバージョンが適用されている場合は、本アップデートモジュールと同等の機能が
既に適用されているため、本アップデートを実施する必要はありません。
--- バージョン確認方法 ---
以下のいずれかの方法で、対象となる本体装置のバージョンを必ず確認してください。
* アップデート対象本体装置にて確認する場合 *
<ESRAS ユーティリティでの確認方法>
ESMPRO(R)ServerAgentをインストールしてご使用されている場合、ESRASユーティリティを起動します。
[Intelligent Platform Management Interface(IPMI)情報] ⇒ [最新情報] にて、最新情報を取得します。
・BMCファームウェアのバージョンの確認。
[マネージメントコントローラ情報] ⇒ [Basbrd Mgmt Ctlr] を選択し、「ファームウェアのリビジョン」、
について、ご確認ください。
・SDR のバージョンの確認。
[センサ装置情報(SDR)] ⇒ [管理情報] を選択し、「SDR のバージョン」について、ご確認ください。
<BIOS SETUPでの確認方法>
アップデート対象本体装置の電源を入れ、ディスプレイ画面にPOST(Power On Self-Test)の実行内容が表示
され始めましたら、画面下に、『Press <F2> to enter SETUP』というメッセージが表示されますので、
メッセージに従い、<F2>キーを押下します。
BIOS SETUP画面を起動しますので、[Server] ⇒ [System Management]へと進み、[BMC Firmware Revision]
[SDR Revision]について、ご確認ください。
* リモート環境から確認する場合 *
<ESMPRO(R)Manager Ver.5 での確認方法>
リモート環境にESMPRO(R)ServerManager Ver.5 をインストールしてご使用されている場合、まず、確認されたい
アップデート対象本体装置が管理登録済みであることを確認します。
さらに、バージョン確認されたいサーバ名を選択し、[リモート制御] ⇒ [IPMI 情報] を選択してください。
・BMCファームウェアのバージョンの確認。
[コントローラ情報] ⇒ [Basbrd Mgmt Ctlr] を選択し、「ファームウェアのリビジョン」について、ご確認く
ださい。
・SDR のバージョンの確認。
[センサ情報] ⇒ [センサ情報 - 管理情報] を選択し、「SDR のバージョン」について、ご確認ください。
<EXPRESSSCOPE(R)エンジン3 での確認方法>
リモート環境において、EXPRESSSCOPE(R)エンジン3 をご使用されている場合、[システム] ⇒ [IPMI 情報] を
選択してください。
・BMCファームウェアのバージョンの確認。
[MC]ボタン ⇒ [Basbrd Mgmt Ctlr] を選択し、「ファームウェアのリビジョン」について、ご確認ください。
・SDR のバージョンの確認。
[SDR]ボタン を選択し、最終レコード ID/センサ種別:OEM SDR を選択し、「[OEM Data]SDR Version」 につ
いて、ご確認ください。
なお、ご使用にあたり、以下のソフトウェアのご使用条件を充分にお読みください。
本使用条件にご同意いただけない場合には、本ソフトウェアをダウンロードなさらないでください。
本ソフトウェアをダウンロードされた場合には、本使用条件にご同意いただいたものとします。
【ソフトウェアのご使用条件】
日本電気株式会社(以下「弊社」といいます。)は、本使用条件とともにご提供するソフトウェア・プログラム
(以下「許諾プログラム」といいます。)を日本国内で使用する権利を、下記条項に基づきお客様に許諾し、お客
様も下記条項にご同意いただくものとします。お客様が期待される効果を得るための許諾プログラムの選択、許諾
プログラムの導入、使用および使用効果につきましては、お客様の責任とさせていただきます。
本許諾プログラムには、GNU General Public License(以下「GPL」といいます。)または GNU Lesser General
Public License (以下「LGPL」といいます。)に基づき許諾されるソフトウェア等(以下、「GPL対象モジュール」
といいます。)を使用しています。
これらの「GPL対象モジュール」については本使用条件の適用範囲外とします。
本許諾プログラムは、以下のGPL対象モジュールを含んでいます。
<GPL対象モジュール>
grep
kbd
procps
libsepol
pcmcia-cs
initscripts
SysVinit
module-init-tools
mingetty
samba-client
gdb
bogl-bterm
gpm
slang
syslinux
libpci2
BusyBox
dmidecode
memtester
cachetester
ethtool
TeDoLiF product
<LGPL対象モジュール>
glibc
libtermcap
glibc-common
libusb
alsa-lib
newt
お客様はこれらの、「GPL対象モジュール」について、Free Software Foundation が定めた「GPL」および
「LGPL」、または当該ライセンス条件の改訂版が定める条件に従って、かかるモジュールを再頒布、変更することが
できます。かかるモジュールは有用と思いますが、弊社は、いかなる保証も行ないません。また、弊社の著作物
である GPL対象モジュールについて、いかなる著作権も放棄いたしません。
注: Free Software Foundation はフリーソフトウェアの普及を目的とした非営利団体です。
GNU General Public License Version 2 および、GNU Lesser General Public License の詳細については、
Free Software Foundation のホームページ ( http://www.fsf.org/ ) をご確認ください。
なお、GPL対象モジュールの内容等についてのご質問についてはお答えできませんので、あらかじめご了承ください。
お客様はGPL対象モジュールを含む本許諾プログラムを使用することにより、「GPL」および「LGPL」に定める条件に
ご同意いただいたものとみなされます。
<許諾プログラムのご使用条件>
1.期間
(1)本使用条件は、お客様が本ソフトウェア製品をお受け取りになった日に発効します。
(2)お客様は、1ヶ月以上前に、弊社宛て書面により通知することにより、いつにても本使用条件により許諾される
許諾プログラムの使用権を終了させることができます。
(3)弊社は、お客様が本使用条件のいずれかの条項に違反されたときは、いつにても許諾プログラムの使用権を終了
させることができるものとします。
(4)許諾プログラムの使用権は、本使用条件の規定に基づき終了するまで有効に存続します。
(5)許諾プログラムの使用権が終了した場合には、本使用条件に基づくお客様のその他の権利も同時に終了するもの
とします。お客様は、許諾プログラムの使用権の終了後直ちに、許諾プログラムおよびそのすべての複製物、
ならびに許諾プログラムとともに提供されたマニュアル等の関連資料を破棄するものとします。
2.使用権
(1)お客様は、許諾プログラムをお客様がお持ちの弊社サーバにおいてのみ、使用することができます。
(2)お客様は、前項に定める条件に従い日本国内においてのみ、許諾プログラムを使用することができます。
3.許諾プログラムの複製、改変および結合
(1)お客様は、滅失、毀損等に備える目的でのみ許諾プログラムを1部複製することができます。ただし、許諾
プログラムを固定メモリに組み込んだときにはこの限りではありません。この場合、お客様は、許諾プログラム
の記憶媒体を滅失、毀損に備える目的でのみ保管することができます。
(2)お客様は、許諾プログラムのすべての複製物に、許諾プログラムに付されている著作権表示およびその他の権利
表示を付すものとします。
(3)お客様は、本使用条件で明示されている場合を除き、許諾プログラムの使用、複製、改変、結合、書籍雑誌や
ネットワークへの転載またはその他の処分を行うことはできません。
(4)お客様は、いかなる場合であっても許諾プログラムとともに提供されたマニュアル等の関連資料を複製、書籍
雑誌やネットワークへ転載することはできません。
(5)本使用条件は、許諾プログラムに関する無体財産権をお客様に移転するものではありません。
4.許諾プログラムの移転等
(1)お客様は、下記の全ての条件を満たした場合に限り、本使用条件に基づくお客様の権利を譲渡することができ
ます。
(イ)お客様が本使用条件、許諾プログラムおよびそのすべての複製物、ならびに許諾プログラムとともに提供
されたマニュアル等の関連資料を譲渡し、これらを一切保持しないこと。
(ロ)譲受人が本使用条件に同意していること。
(2)お客様は、本使用条件で明示されている場合を除き、許諾プログラムまたはその使用権の第三者に対する再使用
許諾、譲渡、移転またはその他の処分をすることはできません。
5.逆コンパイル等
お客様は、許諾プログラムをリバース・エンジニア、逆コンパイルまたは逆アセンブルすることはできません。
6.保証の期限
(1)弊社は、許諾プログラムに関していかなる保証も行いません。許諾プログラムに関し発生する問題はお客様の
責任および費用負担をもって処理されるものとします。
(2)前項の規定にかかわらず、弊社が許諾プログラムの誤り(バグ)を修正したときは、弊社は、自己の裁量により、
かかる誤りを修正したプログラムもしくは修正のためのプログラム(以下、これらのプログラムを
「修正プログラム」といいます。)または、かかる修正に関する情報を弊社が定める方法により提供することが
あります。
お客様に提供された修正プログラムは許諾プログラムとみなします。
7.責任の制限
弊社は、いかなる場合も、お客様の逸失利益、特別な事情から生じた損害(損害発生につき弊社が予見し、または
予見し得た場合を含みます。)および第三者からお客様に対してなされた損害賠償請求に基づく損害について一切
責任をおいません。
8.その他
(1)お客様は、いかなる方法によっても許諾プログラムおよびその複製物、ならびに許諾プログラムとともに提供
されたマニュアル等の関連資料を日本国から輸出してはなりません。
(2)本使用条件にかかわる紛争は、東京地方裁判所を専属的合意管轄裁判所として解決するものとします。
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各モジュールのアップデート手順
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以下の手順で、本ソフトウェアの解凍とBMCファームウェアアップデートを行って下さい。
【解凍手順】
(1) 本モジュールをハードディスクの適当な場所に、ダウンロードします。
(2) ダウンロードしたzipファイルを適当な場所にすべて展開します。
フォルダの配下に、以下のファイルが解凍されます。
・B20S1105B0O.iso
・READMEJ.txt
READMEJ.TXT の手順に従って、インストールCD の作成、および、BMCファームウェアアップデートを行って
ください。
解凍された手順書(READMEJ.TXT)はWindows(R) OS添付の「メモ帳」等でご覧になれます。
本手順書 (READMEJ.TXT) の内容にしたがって、各ソフトウェアのアップデートを実行して下さい。
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【改版履歴】
2013/04/10 BMCFW Revision 00.20, SDR Revision 00.11
・ESMPRO/SM に BMC を登録しようとしても、環境によっては BMC を登録できない件を改善。
・サーバ装置に半年間以上連続で通電し続けるとBMCリセットが発生し、その後、リモートKVM をご使用された
場合、BMC がストールする可能性がある問題を改善(リモートKVM をご使用にならない場合には、BMCリセット
のみの発生となります)。
なお、通常の BMCリセット(BMCリセットボタンや EXPRESSSCOPEエンジン3 の Webコンソール等からの BMC
リセット)については、実施後も問題なく、リモートKVM をご使用になれます。
2013/02/15 BMCFW Revision 00.18, SDR Revision 00.11
・SNMP通報において、「1つの通報先」に設定した場合、1次通報先へのリトライのみ行われる場合がある件を改善。
・JRE7 環境において、Remote KVM の暗号化通信が行えない件を改善。
・SSH接続において、公開鍵を使用した認証が行えない件を改善。
・通報設定において、「マイクロコントローラ状態」の項目を削除(SDR)。
・1.1VSB の電圧監視において、稀に誤検出してしまう件を改善(SDR)。
2012/12/20 BMCFW Revision 00.17, SDR Revision 00.10
・ごく稀に、BMC Configuration において、BMC 初期化を行った以降、BMCが検出する SEL が登録されなくなる件を
改善。
・オンラインヘルプ JRE7サポート記載を追加。
・EXPRESSSCOPEエンジン3 の リモートKVMコンソールにおいて、Linux テキストモードのカーソルが正しく表示され
ない問題を改善。
2012/10/18 BMCFW Revision 00.16, SDR Revision 00.10
・EXPRESSSCOPEエンジン3 の Webサーバ機能を改善。および、Help の記載内容を変更。
・マネージメント専用LANポートが一定期間パケットの受信を行わなかった場合、マネージメント専用LANポートの
再起動を行うように変更。
・SSL証明書署名要求作成の際に、入力文字制限を64文字とするように改善。
・SSL証明書署名要求作成時のホスト名に、"."を入力できるよう改善。
・SEL領域がFullの状態で「SELの記録停止」設定を「SELの全クリア」に変更した場合でも、すぐに全SELをクリア
を行うように変更。
・EXPRESSSCOPEエンジン3 の「構成情報」-「温度」に表示されるセンサの値において、マイナスの値が正しく
表示されない問題を改善。
・EXPRESSSCOPEエンジン3 のキャラクタベースのリモートコンソールにて、POST/Option ROM 展開画面の表示が
行えるように改善。
・EXPRESSSCOPEエンジン3 のコマンドラインインターフェース機能にて、Operator 権限でログインしたユーザー
でも、 nmidump を実行できるように変更。
・複数のグループに属した ActiveDirectory ユーザで、EXPRESSSCOPEエンジン3 にログインできないことがある
件を改善。
・EXPRESSSCOPEエンジン3 のコマンドラインインターフェース機能のキャラクタベースのリモートコンソールにて、
コピーアンドペースト等で一度に大量のテキスト入力を行っても、入力の取りこぼしが発生しないように改善。
・マネージメント専用LANポートにて、Jumbo Frame パケットを受信すると、 EXPRESSSCOPEエンジン3 のネット
ワーク機能が使用できなくなる件を改善。
・EXPRESSSCOPEエンジン3 が内部的に使用するユーザの設定を外部から変更できないように改善。
・N8103-152 対応による、冷却機能の強化(SDR)。
2012/04/24 BMCFW Revision 00.14, SDR Revision 00.09
・BMC Configuration 機能を使用して BMC の初期化を行っても、アクセスログ設定の初期化が行われない件を
改善。
・アクセスログをクリアした後に BMC リセットを行うと、稀に、古いログが表示されてしまうことがある件を
改善。
2012/04/06 BMCFW Revision 00.13, SDR Revision 00.09
・初版。
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【商標および著作権】
本ソフトウェアの著作権は日本電気株式会社、又は開発元である第三者に帰属します。
ExpressUpdate、EXPRESSSCOPE、ESMPRO は日本電気株式会社の登録商標です。
Linux は Linus Torvalds 氏の米国およびその他の国における登録商標または商標です。
本ソフトウェアは、GNU General Public License または GNU Lesser General Public License に基づき、許諾
されるソフトウェア等を使用しています。
Microsoft、Windows、Windows Server は、米国Microsoft Corporation の米国及びその他の国における登録商標
または商標です。
その他、記載されている会社名、製品名は、各社の登録商標または商標です。
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