Apache HTTP Server 2.4において複数のセキュリティ脆弱性が修正されたバージョン(2.4.41)がアナウンスされました。変更内容は以下のリンク先を参照してください。

Apache HTTP Server 2.4.41 Released

なお、OpenSSL 1.0.2s の変更は、暗号キーのデフォルトサイズ拡張とAndroid Arm 64ビットのためのFIPSサポート追加に関するもので、セキュリティ脆弱性に関する内容ではありません。

WebOTX AS V10.1～V10.1xでは、Webサーバとして、Apache HTTP Server 2.4.xをバンドルしています。また、SSL(HTTPS)通信を実現するmod_sslモジュールで、OpenSSLのライブラリをリンクしています。調査の結果、WebOTX Webサーバにおいても、上記脆弱性の影響を受けることが判明していますので、ご利用の場合は本パッチモジュールを適用してください。

なお、適用要否については、以降の「対処が必要となる製品がインストールされているかを確認する方法」に記載した方法にてご確認頂けます。

(※)他のOSのパッチモジュールは、準備出来次第、公開予定です。
急ぎでパッチが必要な場合はご連絡ください。

以下のリンク先を参照してください。

Apache HTTP Server 2.4.41 Released

OpenSSL 1.0.2s CHANGES *) Change the default RSA, DSA and DH size to 2048 bit instead of 1024. This changes the size when using the genpkey app when no size is given. It fixes an omission in earlier changes that changed all RSA, DSA and DH generation apps to use 2048 bits by default. *) Add FIPS support for Android Arm 64-bit Support for Android Arm 64-bit was added to the OpenSSL FIPS Object Module in Version 2.0.10. For some reason, the corresponding target 'android64-aarch64' was missing OpenSSL 1.0.2, whence it could not be built with FIPS support on Android Arm 64-bit. This omission has been fixed.

以下のリンク先を参照してください。

Apache HTTP Server 2.4.41 Released