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サーバ診断カルテ (VMware ESXi対応版)　特定のWindows Updateの更新プログラム適用により、ゲストOSのサーバ診断カルテが生成不可となる場合の回避方法

概要

サーバ診断カルテ (VMware ESXi対応版)をインストールした管理サーバ(Windows OS)にて特定のWindows Updateの更新プログラムを適用すると、サーバ診断カルテ (VMware ESXi対応版)が正しく動作しなくなり、結果としてゲストOSのサーバ診断カルテが生成できなくなる場合の回避方法を提供します。

製品名カテゴリ

サーバ診断カルテ

対象製品

品名	サーバ診断カルテ (VMware ESXi 対応版)
リビジョン	Ver3.0.0～3.1.0
対象OS	Windows Server 2012 R2 Windows Server 2016 Windows Server 2019 Windows Server 2022 Windows 10 Pro Windows 11 Pro
型番
修正情報

種別

修正情報

障害区分

ユーザプログラムアボート

障害内容/強化内容

サーバ診断カルテ (VMware ESXi対応版)をインストールした管理サーバ(Windows OS)にて特定のWindows Updateの更新プログラムを適用すると、サーバ診断カルテ (VMware ESXi対応版)が正しく動作しなくなり、結果としてゲストOSのサーバ診断カルテが生成できなくなる場合があります。

障害原因/強化理由

対処が必要となる製品がインストールされているかを確認する方法

「コントロールパネル」－「プログラムと機能(またはプログラムの追加と削除)」で、以下のプログラムがインストールされていること。
　NECログ集約マネージャー　　3.0.0 - 3.1.0

対処が正しく適用されていることを確認する方法

【回避方法の適用確認】
サーバ診断カルテ (VMware ESXi対応版)をインストールした管理サーバ(Windows OS)にて以下手順を実施してください。
　①「スタート」－「Windows管理ツール」－「タスクスケジューラ」にてタスクスケジューラを起動します。
　②「タスクスケジューラライブラリ」－「MIOTMG」－「LogCollectDAILY」を選択します。
　③「操作タブ」を選択し、詳細に「"%MIOT_WATCH_PATH_MG%MIOT_START_DAILY.bat"」が表示されていることを確認します。

対象機器

●管理サーバ
以下のOSをインストール可能なコンピュータ。
　Windows Server 2012 R2
　Windows Server 2016
　Windows Server 2019
　Windows Server 2022
　Windows 10
　Windows 11

適用方法

【回避方法】
サーバ診断カルテ (VMware ESXi対応版)をインストールした管理サーバ(Windows OS)にて以下手順を実施してください。
　①「スタート」－「Windows管理ツール」－「タスクスケジューラ」にてタスクスケジューラを起動します。
　②「タスクスケジューラライブラリ」－「MIOTMG」－「LogCollectDAILY」を選択します。
　③「プロパティ」を開き、「操作タブ」を選択し、「編集ボタン」をクリックします。
　④「プログラム/スクリプト」、「引数の追加」、「開始」に設定されている内容を削除します。
　⑤削除後、「プログラム/スクリプト」に「"%MIOT_WATCH_PATH_MG%MIOT_START_DAILY.bat"」を設定し「OK」ボタンを押下します。
　⑥プロパティ画面にて「OK」を押下します。

補足

各OSにて以下の更新プログラム以降を適用すると本現象が発生することを確認しております。
・Windows 10 Pro (21H2)：KB5022282
・Windows 11 Pro (22H2)：KB5022303
・Windows Server 2012 R2 Standard：KB5022346
・Windows Server 2016 Standard (1607)：KB5022289
・Windows Server 2019 Standard (1809)：KB5022286
・Windows Server 2022 Standard (21H2)：KB5022291

コンテンツID： 9010110651
公開日： 2023年03月17日
最終更新日：2023年03月17日

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