WebOTX Download Contents ではクライアントにおけるダウンローダ情報ファイルのダウンロードとクライアントダウンローダの起動にWebブラウザを使用しており、以下の製品でIE11をサポートしています。
- WebOTX Download Contents V9.3~V9.6
今後、上記製品においてChromium 版「Microsoft Edge」を利用した評価を実施して、追加サポートする予定です。IE11のサポート終了後は、Chromium版「Microsoft Edge」をご利用ください。
追加サポート時に、Chromium 版「Microsoft Edge」とともにWebOTX Download Contentsを利用する場合の制限事項をお知らせします。
現時点では以下が判明しており、追加サポート時の制限事項となる予定です。制限事項は今後追加の可能性があります。
1. ダウンローダ管理ツールの設定[Webブラウザ最小化]が効かない
ダウンローダ管理ツールの[設定]-[ダウンローダ設定]で[Webブラウザ最小化]チェックボックスにチェックを入れても、クライアントダウンローダ起動時にWebブラウザ(Chromium版「Microsoft Edge」)が最小化されません。
※ 当該設定については下記マニュアルをご確認ください。
[Download Contents]-[運用ガイド]-[3. ダウンローダ管理ツールによる運用]-[3.3. メニューについて]-
[3.3.3. [設定]メニュー]
2. ダウンローダインストーラの設定[Trust]が効かない
ダウンローダインストーラの定義ファイル(olfdload.INI)の[MIMESetting]セクションで[Trust]に1を設定してインストールしても、Webブラウザ(Chromium版「Microsoft Edge」)でダウンローダ情報ファイル(wtdファイル)を選択したときに、そのファイルを[開く]か[保存する]かの確認ダイアログが表示されます。
Chromium 版 「Microsoft Edge」の[設定]-[ダウンロード]-[ダウンロード時の動作を毎回確認する]をOFFにして、確認ダイアログの左クリックメニューで「常にこの種類のファイルを開く」を選択すると、以降は直接開かれるようになります。
※ 当該設定については下記マニュアルをご確認ください。
[Download Contents]-[運用ガイド]-[5. クライアント環境の運用]-
[5.3. ダウンローダインストーラの定義ファイル]
3. ダウンロード情報ファイル(wtd)のダウンロードについて
Webブラウザでwtdファイルをダウンロードして自動的にダウンローダを起動する場合、ダウンロードしたwtdファイルの保存が、上書き保存ではなく、数字付きの異なるファイル名となります。
その場合、これを繰り返すとダウンロードフォルダにファイルが蓄積してディスクを消費することになりますので、定期的にwtdファイルを削除する運用を推奨いたします。
なお、Chromium版 「Microsoft Edge」では、「Downloads Overwrite Already Existing Files」という名称の上書き保存できるアドオンツールが公開されています。