・キャビネットサービスでの設定は、以下のようになります。
対象サーバ:Webサーバ
ファイル名:SBXCConf.inc
格納先フォルダ:<StarOfficeフォルダ>\Cabinet\WebAccess\BCab\cfg
変更箇所:
GARRAY_PROCESS_OPTION = Array(
~
Array("AcroRd32.exe", "11.0", "/n") _
)
説明:上記の「)」の前行の定義の最後を「_」から「, _」に変更し、次の行に以下の定義を追加します。
(AcroRd32.exeが32ビット版、Acrobat.exeが64ビット版の定義です。)
Array("AcroRd32.exe", "DC", "/n") , _
Array("Acrobat.exe", "DC", "/n") _
変更後:
GARRAY_PROCESS_OPTION = Array(
~
Array("AcroRd32.exe", "11.0", "/n") , _
Array("AcroRd32.exe", "DC", "/n") , _
Array("Acrobat.exe", "DC", "/n") _
)
文字コード:UTF-8(BOM無し)で保存します。
反映方法:以下のサービスを再起動します。
・Windows Server 2008 R2 SP1、Windows Server 2012、Windows Server 2012 R2の場合
[IIS Admin Service]、[World Wide Web Publishing Service]
・Windows Server 2016、Windows Server 2019の場合
[IIS 管理サービス]、[World Wide Web 発行サービス]
・メールサービスでの設定は、以下のようになります。
対象サーバ:Webサーバ
ファイル名:config.js
格納先フォルダ:<StarOfficeフォルダ>\SOUI\sox
変更箇所:
document_socdocedit_processoption:
"WINWORD.exe:14:/w|WINWORD.exe:15:/w|
AcroRd32.exe:6.0:/n|AcroRd32.exe:7.0:/n|
AcroRd32.exe:8.0:/n|AcroRd32.exe:9.0:/n|
AcroRd32.exe:10.0:/n|AcroRd32.exe:11.0:/n|
iexplore.exe:Program:-nohome",
説明:上記に「AcroRd32.exe:DC:/n」「Acrobat.exe:DC:/n」の定義を追加します。
(AcroRd32.exeが32ビット版、Acrobat.exeが64ビット版の定義です。)
変更後:
document_socdocedit_processoption:
"WINWORD.exe:14:/w|WINWORD.exe:15:/w|
AcroRd32.exe:6.0:/n|AcroRd32.exe:7.0:/n|
AcroRd32.exe:8.0:/n|AcroRd32.exe:9.0:/n|
AcroRd32.exe:10.0:/n|AcroRd32.exe:11.0:/n|
AcroRd32.exe:DC:/n|Acrobat.exe:DC:/n|
iexplore.exe:Program:-nohome",
文字コード:UTF-8(BOM無し)で保存します。
反映方法:併せて「ScriptLoader.inc」ファイルを変更する必要があります。
サービスの再起動は不要です。
上記「document_socdocedit_processoption」の設定変更の詳細は下記マニュアルをご参照ください。
StarOffice X ~運用管理者編~ コンフィグレーションガイド
第 1 章 StarOffice X 共通事項
- コンポーネント共通設定
- 外部ファイル入出力,文書作成/編集/参照/印刷の設定(クライアント)を変更する
- (13) 文書作成,編集,参照,印刷でアプリケーション起動時のコマンドオプション
「ScriptLoader.inc」ファイルを変更するための詳細な手順は以下のマニュアル箇所を参考としてください。
StarOffice X ~運用管理者編~ コンフィグレーションガイド
第 1 章 StarOffice X 共通事項
- コンポーネント共通設定
- 外部ファイル入出力,文書作成/編集/参照/印刷の設定(クライアント)を変更する
- 設定方法
- 2. 設定の反映
※StarOffice X のバージョンによっては章番号が異なる場合がございます。
対象バージョンは以下の通りです。
- StarOffice X V5.0以降のバージョン