RBSU 設定のバックアップ/リストア操作は、対象サーバーのシステムユーティリティで実施する方法とネットワーク経由で管理サーバーから対象サーバーのiLOに対して実施する方法があります。それぞれ、GUI(グラフィカルユーザインタフェース)とCUI(キャラクタユーザインタフェース)といったアクセス方法の違いもあります。
①システムユーティリティから実施する方法(GUI)※1
・対象サーバーの電源をOFFにして、FAT32 でフォーマットされたUSB ストレージデバイスを接続します。
・電源をON にして、POST 中に<F9>キーを押してシステムユーティリティを起動します。
・下記の項目を選択。表示される画面に従ってバックアップ/リストアを実施します。
システムユーティリティを起動
「System Configuration
> BIOS/Platform Configuration (RBSU)
> System Default Options
> Backup and Restore Settings」を選択
※1
R120h-1M/-2M/-1E/-2E,T120h は、システムROM v2.00以降、R110j-1 は、システムROM v1.20
(Starter Pack Version S8.10-006.01 同梱)以降の環境でサポート
②ネットワーク経由で管理サーバーから対象サーバーのiLOに対して実施する方法(CUI)※2
・対象サーバーのOS が起動した状態で可能です。
・管理サーバー で RESTful インターフェースツールを起動します。
・対象サーバーのiLO5 へログインして、RBSU 設定ファイルをバックアップ/リストアを実施します。
※2
iLO5 ファームウェアバージョン 2.40以上のサーバーの場合、②の手順は使用不可。①の手順のみサポート
手順は、各モデルの製品マニュアルに掲載しています。
①はメンテナンスガイド(共有編)の「システムユーティリティの RBSU 設定の保存と復元」、②はユーザーズガイドの「ネットワーク経由によるシステムユーティリティのRBSU 設定管理」の項目を参照してください。
なお、バックアップ/リストアできないメニューや実施時の注意点がそれぞれあり、①、②で違いもあります。「注意事項」もあわせて参照してください。
<参考>
- ▽NEC サポートポータル:ハードウェア検索ページ
http://www.support.nec.co.jp/TopHWGuidanceContents.aspx
1.[型番・モデル名から探す]
2.サーバー本体の型番またモデル名を入力して「検索」ボタンをおす。
3:[製品マニュアル]
4:サーバー本体モデルのユーザーズガイドを選択する。
5:・メンテナンスガイド(共通編)
(R120h-1M/-2M/-1E/-2E,T120,R110j-1 は「Backup and Restore Settings」メニューの
有無が異なるため、マニュアルに記載はありません。
各モデルの(2nd-Gen)以降の「メンテナンスガイド(共通編)」を参照してください。)
・ユーザーズガイド