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お知らせ

[WebOTX] OpenSSLの証明書解析時にBN_mod_sqrt()で無限ループを引き起こす問題(JVNVU#90813125)への影響と対策について


概要

OpenSSLには、次の脆弱性が報告されています。

  • Infinite loop in BN_mod_sqrt() reachable when parsing certificates
    CVE-2022-0778 (Severity: High)
WebOTX Webサーバでは、SSL(HTTPS)通信を実現するmod_sslモジュールでOpenSSLのライブラリをリンクしています。調査の結果、SSL(HTTPS)通信を利用する設定としている場合、OpenSSLをリンクするWebOTX Webサーバにおいて、上記脆弱性のうち、CVE-2022-0778の影響を受けることが判明しています。


影響のある製品

  • WebOTX Application Server Express V8.2~V10.4
  • WebOTX Application Server Standard V8.2~V10.4
  • WebOTX Application Server Enterprise V8.2~V9.6
  • WebOTX SIP Application Server Standard Edition V8.13
(※)WebOTX Enterprise Service Bus V8.2~V8.5、V9.2、V9.3、V10.1、V10.3、WebOTX Portal V8.2~V8.4、V9.1、V9.3、V10.1、V10.4にバンドルされているWebOTX Application Server Expressを使用している場合にも該当します。
(※)V8.2~V9.3はOpenSSLのバージョン1.0.2/1.1.1(1.1.1m以前)のWebサーバパッチモジュールを適用している場合に該当します。

詳細

【CVE-2022-0778】

[脆弱性の影響]
無限ループにより、サービス運用妨害(DoS)攻撃を受ける可能性があります。

[脆弱性に該当する条件]
SSL(HTTPS)通信を行い、細工された証明書や暗号鍵を利用された場合に無限ループが発生する可能性があります。
WebOTX Webサーバの既定の設定では、SSL(HTTPS)通信は無効となっており、利用しません。


対処方法

下記のパッチを提供しております。

その他のバージョンについてはパッチの公開時期を現在検討中です。
急ぎでパッチが必要な場合はご連絡ください。


回避方法

回避方法はありません。


関連情報

本脆弱性問題の詳細は、以下のURLを参照してください。


更新履歴

2022/04/11 初版
2022/04/20 更新


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セキュリティ問題に関する情報は変化しておりますので、お客様には常に最新の情報をご確認いただけますようお願い申し上げます。

製品名カテゴリ

WebOTX
WebOTX Application Server
WebOTX Service Integration
WebOTX Portal

対象製品

品名: WebOTX Application Server Express V8.2~V10.4
品名: WebOTX Application Server Standard V8.2~V10.4
品名: WebOTX Application Server Enterprise V8.2~V9.6
品名: WebOTX SIP Application Server Standard Edition V8.13
  • コンテンツID: 3010103855
  • 公開日: 2022年04月13日
  • 最終更新日:2022年05月31日
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