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よくあるご質問(サポートFAQ)

【GUARDIAN】本番稼働前の評価で保存されたメールデータや各種ログ等の情報を削除する方法はありますか。

質問内容

本番稼働前の評価で保存されたメールデータや、各種ログ等の情報を削除する方法はありますか。

回答内容

作成済みのログやアーカイブデータ等 を全て消去する場合は、GUARDIANWALL 付属のツール guts_clean.sh の実行により一括での削除が可能です。

なお GUARDIANWALL の機能および付属のツールを使用せずに、直接ファイルを削除することでのアーカイブデータの削除はサポートされておりません。

guts_clean.sh の実行手順は以下の通りです。

また、検査サーバがインストールされているサーバで下記手順にてデータの削除を行った場合は、別途キャッシュファイルの再作成を行う必要がございます。

再作成の手順については guts_clean.sh の実行手順の後に記載いたします。

==
【guts_clean.sh の実行手順】

1. GUARDIANサービスを停止します。

データの削除を実施するサーバの Linux コンソールに root ユーザで
ログインし、以下のコマンドを実行します。

[管理サーバ・検査サーバが別筐体にインストールされている場合]
(管理サーバ)
  # /etc/init.d/Guardian.admin stop
  # /etc/init.d/Guardian.db stop

(検査サーバ)
  # /etc/init.d/Guardian.admin stop
  # /etc/init.d/Guardian.mail stop

[管理サーバ・検査サーバが同一筐体にインストールされている場合]
  # /etc/init.d/Guardian.admin stop
  # /etc/init.d/Guardian.db stop
  # /etc/init.d/Guardian.mail stop

2. ディレクトリ/opt/Guardian/Admin/bin/に移動します。

  # cd /opt/Guardian/Admin/bin/

3. 削除対象ファイル一覧を表示し、内容を確認します。

"-c"オプションを使用し、削除対象のファイル名を出力します。
※ "-c"オプションを指定した場合はファイルの削除は行われません。

  # ./guts_clean.sh -s all -t all -c

4. 問題が無ければ、以下を実行してファイルの削除を行います。

  # ./guts_clean.sh -s all -t all -p

5. GUARDIAN 関連サービスを起動させます。

[管理サーバ・検査サーバが別筐体にインストールされている場合]
(管理サーバ)
  # /etc/init.d/Guardian.admin start
  # /etc/init.d/Guardian.db start

(検査サーバ)
  # /etc/init.d/Guardian.admin start
  # /etc/init.d/Guardian.mail start

[管理サーバ・検査サーバが同一筐体にインストールされている場合]
  # /etc/init.d/Guardian.admin start
  # /etc/init.d/Guardian.db start
  # /etc/init.d/Guardian.mail start


【キャッシュファイルの再作成手順】

検査サーバがインストールされているサーバにて、上記手順でデータの削除を行った場合はキャッシュファイルの再作成を行う必要がございます。

キャッシュファイルは検査サーバ固有のファイルであるため管理サーバでは本手順を実行する必要はございません。

なお再作成を実施しなかった場合、以下の機能が利用できなくなります。
・保留メール管理画面の一覧表示におけるソート機能
・一時保留メールの自動送出
・未処理保留メール再通知

1. 保留メール保存ディレクトリに移動

検査サーバにて以下を実行して下さい。

  # cd <保留メッセージ保管ディレクトリ>

※ 保留メッセージ保管ディレクトリのデフォルトのパスは/opt/Guardian/WALL/pqueue です。
    パスが変更されている場合、管理サーバ設定ファイル内に下記のように設定が記載されます。

   管理サーバ設定ファイル:
   /opt/Guardian/Admin/etc/wall/mss.conf

   QuarantineQueue = <保留メッセージ保管ディレクトリ>
   (デフォルト値: /opt/Guardian/WALL/pqueue)

   設定ファイルに記載がない場合はデフォルト値をご指定ください。

2. 保留メール管理用キャッシュファイル ".cache.db"を再作成

検査サーバにて以下を実行して下さい。

  # /opt/Guardian/WALL/bin/mw_qmgr -c

==

手順は以上です。

なお guts_clean.sh のオプションは以下の通りです。

Usage: guts_clean.sh [-s adm|mail|web][-t log|set|tmp|que|cache][-a admin.conf] [-m mss.conf][-w admin.conf] 
-s all:全て, adm:Admin, mail:GUARDIANWALL, web:WEBGUARDIAN 
-t all:全て, log:ログファイル, set:バックアップファイル,tmp:一時ファイル, que:キューファイル, cache:キャッシュファイル
-a GUARDIANSUITEの設定ファイルを別途指定する場合に利用
-m GUARDIANWALLの設定ファイルを別途指定する場合に利用
-w WEBGUARDIANの設定ファイルを別途指定する場合に利用
-p 削除したファイルを表示
-c 削除対象となるファイルの表示(削除はしない:チェック用)
-i 対話式モード
-h オプションの表示

※-sと-tは必須オプションです。

製品名カテゴリ

GUARDIANWALL

対象製品

品名: GUARDIANWALL
リビジョン: V7.4, V7.5, V8.0
対象OS: Linux

補足/関連情報

  • コンテンツID: 3150110250
  • 公開日: 2015年10月23日
  • 最終更新日:2018年10月12日

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