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よくあるご質問(サポートFAQ)

【iStorage NS シリーズ】 iStorage NS300Ri において、初期設定ツールでエラーが発生する

質問内容

iStorage NS300Ri において、スタートアップガイドに従い、初期設定ツールにてコンピュータ名とIPアドレスを設定すると、「リモートデスクトップの接続チェックに失敗しました。再度自動発見を行ってから設定変更を行ってください。」というエラーメッセージが表示されました。
また、エラー発生後に[自動発見]ボタンにてサーバーの一覧表示を更新すると、コンピュータ名・IPアドレス・ネットマスクのいずれも指定したとおりに設定されていますが、管理PCから該当のIPアドレスにpingを実行しても応答がありません。

原因と対策を教えてください。

回答内容

■原因
初期設定ツールは、サーバーOS上で1つのLANアダプターのみが有効になっていることが動作要件となっておりますが、iStorage NS300Ri の出荷時構成において、装置のマネージメント機能であるiLOの [仮想NIC] 機能が有効となっており、その影響で、管理PCと接続しているLANアダプター以外に、[Generic USB-EEM Network Adapter]という名前のLANアダプターが有効になっています。
このため、サーバーOS上で2つのLANアダプターが有効になっており、初期設定ツールは正常に動作しません。

■対策
初期設定ツールを使って、iStorage NSのコンピュータ名・IPアドレス・ネットマスクを変更することはできません。
お手数をお掛けしますが、スタートアップガイドの Step6 に記載しております初期設定ツールによるコンピュータ名とIPアドレス/ネットマスクの設定手順につきましては、iStorage NS300Ri に一時的にコンソール(ディスプレイ・キーボード・マウス)を用意(*1)して接続し、コンソールから iStorage NS300Ri のOSにサインインし、コンピュータ名とIPアドレス/ネットマスクを設定してください。

なお、コンソールからのコンピュータ名の設定は、[初期構成タスク] の [コンピューター名とドメインの入力] から実施してください(*2)。IPアドレスとネットマスクの設定は [初期構成タスク] の [ネットワークの構成] から実施してください(*3)。

*1:iStorage NS300Ri にUSB接続キーボード・USB接続マウスは添付されておりません。

*2:既に初期設定ツールを実行して失敗している場合、コンピュータ名に関しては初期設定ツールで指定した名前が反映していますので、改めてのコンピュータ名変更は不要です。

*3:既に初期設定ツールを実行して失敗している場合は、[Generic USB-EEM Network Adapter] に初期設定ツールで指定したIPアドレスとネットマスクが設定されています。この場合は、[ネットワーク接続] ツールから [Generic USB-EEM Network Adapter] のプロパティを開き、[インターネット プロトコル バージョン4 (TCP/IPv4)] 設定を開いて、[IPアドレスを自動的に取得する] 、および、[DNSサーバーのアドレスを自動的に取得する] の設定に変更してください。その後、管理PCと接続している物理NIC [HPE Ethernet 1GB 2port 368i Adapter]、または、[HPE Ethernet 1GB 2port 368i Adapter #2] にご希望のIPアドレスとネットマスクを設定してください。

対象機器

iStorage NS300Ri

製品名カテゴリ

Windows Storage Server 2016

補足/関連情報

■参考情報
iStorage NS300Ri 向けの各種ガイドは、本体装置に添付の Supplement Disc に格納されています。また、下記コンテンツからダウンロードすることもできます。

iStorage NS300Ri ユーザーズガイド
コンテンツID: 3170102338

  • コンテンツID: 3150115379
  • 公開日: 2020年12月01日
  • 最終更新日:2020年12月01日

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