1. 以下のフォルダについて除外設定の対象として頂きますようお願い致します。
理由:
ウィルススキャンソフトで該当フォルダをスキャン中に該当フォルダ配下のファイルへのアクセスが発生した場合、正しく処理が行われない場合がございます。
※[ESMPRO/SMインストールフォルダ]
[ESMPRO/SMインストールフォルダ] の初期値は以下となります。
・32bit OS: システムドライブの\Program Files\ESMPRO
・64bit OS: システムドライブの\Program Files (x86)\ESMPRO
また、クラスタ環境の場合は、データ保存等として利用するフォルダが別の場所に指定されている (共有ディスク等になっている) 可能性があります。
この場合、前述の [ESMPRO/SMインストールフォルダ] に加えて、以下のフォルダについても除外の対象としてください。
(1) NVWORKフォルダ (\NVWORK)
(2) サービスフォルダ (\WEB-INF\service)
(3) 更新パッケージ保存フォルダ (\pkgpool)
(4) DBフォルダ (\WEB-INF\db)
(1) のNVWORKフォルダ (共有ディスク) の場所は、下記レジストリで確認することが可能です。
32bit OS: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\NEC\NVBASE\WorkDir
64bit OS: HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Wow6432Node\NEC\NVBASE\WorkDir
また、(2), (3), (4) も、(1) と同様の共有ディスクにございますので、これらも除外対象に設定願います。
(なお、(3) と (4) のフォルダは、ご利用状況によって存在しない場合もございますので、存在しない場合は除外指定は不要です。)
2. ESMPRO/ServerManagerとTrend Micro Apex Oneを同じ装置にインストールしており、ESMPRO/ServerManagerが使用するポート番号に21112(既定値)を設定している場合、ポート番号の変更をお願いいたします。
理由:
ポート番号の重複により、ESMPRO/ServerManagerにて以下の事象が発生することがあります。
・ログイン画面が表示されない。
・ログイン後、ESMPRO/ServerManagerの画面が表示されない。
ポート番号の重複を確認する手順は以下になります。
(1) コマンドプロンプトを「管理者として実行」で起動します。
(2) 次のコマンドを実行して該当のポート番号を使用しているタスクIDを確認します。
netstat -ano | find "ポート番号"
※ポート番号:ESMPRO/ServerManagerのポート番号
既定値:21112
実行例)
netstat -ano | find "21112"
TCP 0.0.0.0:21112 0.0.0.0:0 LISTENING 12404 ← タスクID
TCP [::]:21112 [::]:0 LISTENING 12404
(3) 次のコマンドを実行してタスクIDのプログラム名を確認します。
tasklist | find "タスクID"
実行例)
tasklist | find "12404"
jsl.exe 12404 Services 0 119,796 K
実行結果に出力されたプログラム名がESMPRO/ServerManagerのプログラム(jsl.exe)以外の場合、ポート番号が重複しています。
なお、ポートが重複している場合、下記のマニュアルを参照し、ESMPRO/ServerManagerが使用するポート番号の変更をお願いいたします。