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よくあるご質問(サポートFAQ)

【ftサーバ/Linux】/(root)パーティションのサイズを拡張することはできますか? [RHEL7]

質問内容

/(root)パーティションのサイズを拡張することはできますか? [RHEL7]

回答内容

お客様の環境が以下の条件を満たしている場合に限り、拡張可能です。


[拡張可能条件]

  1. /(root)パーティションの末尾が空き領域となっていること。
  2. ご利用の機種が ftサーバ(RHEL7)であること。
    ftサーバ(RHEL6)をご利用の場合は、こちらを参照してください。

上記の条件に合致しない環境の場合は、本手順は適用できません。


[/(root)パーティション拡張手順]

[重要]
本手順は、操作を誤りますとデータ破壊に繋がりますので、実施前に必ずバックアップを実行してください。誤操作内容によっては、対象パーティション以外へも影響がございますので、システム全体のバックアップを強くお勧めいたします。

  1. システムディスクのデバイス名を確認します。
    ftdiskadm コマンドの「1 List RAID Arrays」を実行し、/(root)パーティションの Status が DUPLEX であることとパーティション番号を、catコマンドで /(root)パーティションのボリューム名をそれぞれ確認します。


    (実行例)
    # ftdiskadm

    Name  Partition       Status           Member
    ===============================================================================
    < Mirroring Array (RAID1)   >
    md123 /var/crash      DUPLEX            (1)104001-part1      (9)114001-part1
    md124 /boot/efi       DUPLEX            (1)104001-part4      (9)114001-part4
    md125 /               DUPLEX            (1)104001-part5      (9)114001-part5★
    md126 /boot           DUPLEX            (1)104001-part3      (9)114001-part3
    md127 swap            DUPLEX            (1)104001-part2      (9)114001-part2
    
    # cat /run/mdadm/map | grep md125
    md125 1.2 6c6550ab:83e34400:0aafdf5b:07fa7f5e /dev/md/root★
    

    本例では、ボリューム名は /dev/md/root、パーティション番号は 5 になります。
    以降は、/(root)パーティションのボリューム名を /dev/md/root、パーティション番号を 5として記載します。
    レスキューモードでは、内蔵ハードディスクのデバイス名はディスク搭載数によって sda, sdb, sdc... 等に変わります
    お客様の環境に合わせて、適宜読み替えてください。

  2. OS をレスキューモードで起動します。

    レスキューモードの起動方法については、【ftサーバ/Linux】レスキューモード起動方法[RHEL7] を参照してください。
    なお、レスキューモードの起動中、"Rescue" の選択画面では「3) Skip to shell」 を選択してください。

  3. パーティション (/dev/sda5, /dev/sdb5) を拡張します。

    対象のソフトウェア RAID が停止された状態で、パーティションを一度削除して、拡張後のサイズで再作成します。


    (実行例)
    # gdisk /dev/sda

    [重要]

    • パーティションを削除する前に 'Start' と 'End' の値を控えておいてください。
    • パーティション再作成時、開始位置は元の位置から変更しないでください。
    • パーティションサイズの変更は、終了位置の変更で調整してください。
    • パーティションタイプを必ず 'FD00' に変更してください。
    ソフトウェア RAID を稼働します。

    (実行例)
    # mdadm --assemble /dev/md/root /dev/sda5 /dev/sdb5

    コマンドが成功した場合の例

    ソフトウェア RAID が正常に稼働した場合は、以下のようなメッセージが出力されます。次へ進みます。

    mdadm: /dev/md/root has been started with 2 drives.


    上記以外のメッセージが出力された場合は、この環境ではパーティション拡張を行う事はできません。
    その場合は、パーティションサイズを拡張前の元のサイズに戻して、作業を終了してください。
    [重要]
    正しいパーティションサイズ(配置)に戻さなかった場合、システムが起動できなくなる可能性があります。

  4. ソフトウェア RAID のサイズを拡張します。

    ソフトウェア RAID デバイス (/dev/md/root) が認識された状態で、拡張されたパーティションサイズに合わせて、ソフトウェア RAID を拡張します。

    # mdadm --grow /dev/md/root -z max

    コマンドが成功した場合の例

    以下のようなメッセージが出力された場合は、次へ進みます。

    mdadm: component size of /dev/md/root has been set to 52396032K


    上記以外のメッセージが出力された場合は、この環境ではパーティション拡張を行う事はできません。
    この場合は、パーティションサイズを拡張前の元のサイズに戻して、作業を終了してください。

    1. # mdadm --stop /dev/md/root
    2. パーティションサイズを、拡張前の元のサイズに戻します。
    3. # mdadm --assemble /dev/md/root /dev/sda5 /dev/sdb5

    [重要]
    正しいパーティションサイズ(配置)に戻さなかった場合、システムが起動できなくなる可能性があります。

  5. ファイルシステムのサイズを拡張します。

    拡張されたソフトウェア RAID サイズに合わせて、ファイルシステムを拡張します。
    ここでの手順はファイルシステムが ext4形式であるか、xfs形式であるかで操作内容が異なります。

    [ext4形式の場合]

    (実行例)
    # resize2fs /dev/md/root

    コマンドが成功した場合の例

    以下のようなメッセージが出力された場合は、拡張後のサイズを確認して、次へ進みます。

    resize2fs 1.42.9 (28-Dec-2013)
    Resizing the filesystem on /dev/md/root to 13099008 (4k) blocks.
    The filesystem on /dev/md/root is now 13099008 blocks long.


    コマンドが失敗した場合の例

    以下のようなメッセージが出力された場合は、指定されたコマンドでファイルシステムのチェックを行ってから、あらためて resize2fs コマンドを実行してください。

    Please run 'e2fsck -f /dev/md/root' first.


    [xfs形式の場合]

    (実行例)
    # mount /dev/md/root /mnt/sysimage
    # xfs_growfs /dev/md/root
    ...
    data blocks changed from 8380416 to 13099008

  6. OS を再起動してください。

    (実行例)
    # reboot

  7. OSのインストールメディア(DVD)を取り出してください。

  8. 再起動後、ファイルシステムが正常に拡張されている事をご確認ください。

製品名カテゴリ

Red Hat Enterprise Linux v.7(Express5800/R320e-E4・R320e-M4)
Red Hat Enterprise Linux v.7(Express5800/R320g-E4・R320g-M4)

関連情報

  • コンテンツID: 3150113297
  • 公開日: 2018年02月16日
  • 最終更新日:2019年10月15日

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