公開日:2012年12月26日更新日:2017年 8月 9日
対象モデル
モデル名 | : | Express5800/B110d |
型番 | : | N8400-137Y
|
このモデルでは、「Express5800 Windows Server 2012 サポートキット」(以降 サポートキット)をご使用いただくことで、Windows S
erver 2012 をご利用いただけるようになります。
Windows Server 2012 サポートキットは、このページで提供している Windows Server 2012 をご利用になる際に必要となるマニュア
ル、および、モジュール群の総称です。
Windows Server 2012 のインストールに関して
- インストールを行う際には、必ずインストール補足説明書をお読みになり、事前にインストール手順をご確認ください
。
- ダウンロードしたモジュールは、Windows Server 2012 をインストール際に使用しますので、ハードディスク上の任意のフォル
ダやDVD媒体等に展開してください。モジュールの展開方法等は、インストール補足説明書や各モジュールの Readme.txt をご参照く
ださい。
- Windows Server 2012 をインストールする前に、Expressサーバの BIOS をアップデートする必要がある場合
があります。
- Windows Server 2012をインストールする前に、ExpressサーバのBMCファームウェアをアップデートする必
がある場合があります。
- RAIDシステムを構築する場合は、Windows Server 2012 をインストール前に、論理ドライブの作成が必要です。論理ドライブの作成手順は、ユーザーズガイドのRAIDシステムのコンフィグレーションの項をご参照ください。
- Windows Server 2012 サポートキットで Windows Server 2012 をインストールする場合、ライセンス認証(アクティベーション
)の作業が必要です。
- Windows Server 2012 のインストールは、既存の Windows Server 2008/2008R2 版からのアップグレードはせず、新規インスト
ールを実施してください。
- Windows Server 2012 のインストール後、必ず「Windows Server 2012 対応 差分モジュール」(=Starter Pack) を適用して
ください。詳細はインストール補足説明書をご参照ください。
- Windows Server 2012 のインストールは、RDX装置、UPSなどを外して実施してください。装置の取り付け、取り外し方法につい
てはユーザーズガイド等をご参照ください。
- Expressサーバに添付しているインストーラ(EXPRESSBUILDER)を使って Windows Server 2012 をインストールすることできま
せん。Windows Server 2012 サポートキットをご使用ください。
Windows Server 2012 利用時の注意事項
- 各種オプション製品がWindows Server 2012 に対応することを「
システム構成ガイド」にて事前にご確認ください。
- Windows Server 2012 をインストールしたCPUブレードと、1:10GbEインテリジェントスイッチ(L3) (N8406-044)との接続は、3月
中旬以降対応予定です。
- エクスプレス通報サービス、エクスプレス通報サービス(HTTPS)、エクスプレス通報サービス(MG)のインストールは、以下のNEC
サポートポータルに公開しているセットアップファイルをダウンロードし、インストールを実施してください。インストール手順につ
いては、各インストレーションガイドをご参照ください。
エクスプレス通報サービス/エクスプレス通報サービス(HTTPS)/エクスプレス通
報サービス(MG)
- NICチーミングは、Windows Server 2012 のチーミング機能(LBFO)にてサポートします。[対象NIC]などの詳細は、
Windows Server 2012 NICチーミング(LBFO)設定手順書をご確認ください。
- Fibre Channelコントローラ(N8403-034)を使用した環境では休止状態やスタンバイをサポートしていません。休止状態、スタン
バイへの移行は行わないでください。
- コアパーキング機能を利用される場合は、WS2012インストール後、管理者権限にてログインし、同機能の設定を有効にしてくだ
さい。同機能の詳細/設定方法時については以下をご参照しください。
コアパ
ーキング機能の詳細/設定方法(マイクロソフト)
- Wake On LANは標準装備のネットワークアダプタのみサポートします。ただし、OSのシステムの設定[高速スタートアップを有効
にする]がオンになっているとき、シャットダウン状態からのWake ON LANはサポートしておりません。詳細は、インストール補足説明
書をご確認ください。
- iSCSI機能はサポートしておりません。
- Universal RAID Utilityで、論理ドライブを作成した際に、以下のイベントが登録される場合がありますが、動作上問題はありません。
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ソース :disk
イベント ID :153
レベル :警告
説明 :ディスク の論理ブロック アドレス で IO 操作が再試行されました。
--
Windows Server 2012 Server Core/最小サーバー インターフェイス 利用時の注意事項
- Server Core から GUI使用サーバーへの切り替えや最小サーバー インターフェイス への切り替えについてはアプリケーション
やドライバなどに思わぬ影響を与える可能性があるため推奨しません。
- ESMPRO/ServerManager は、Server Core 上では利用できません。
- ESMPRO/ServerAgent を Server Core 上でご利用いだたく際、使用上の注意事項があります。詳細は「ESMPRO/ServerAgent Ver.
4.6 インストレーションガイド」をご確認ください。
Windows Server 2012 Hyper-V 利用時の注意事項
BitLocker 利用時の注意事項
- 回復パスワードがない場合、OSを起動させることができなくなり、BitLocker で暗号化したパーティションの内容を2 度と参照
できなくなります。回復パスワードは、BitLocker を使用するサーバ以外の安全な場所に、必ず保存/保管してください。詳細は、下
記「Windows Server 2012 インストール補足説明書」をご参照ください。
- BitLocker で暗号化したパーティションにOS を再インストールする場合、あらかじめBitLocker で暗号化したパーティションを
削除してください。
サポートキット
BIOS/BMCファームウェアやドライバについては、以下の一覧よりも新しいバージョンを公開している場合があります。
サポート情報[PCサーバ]から、バージョンをご確認の上、最新バージョ
ンへアップデートしてください。