【Webサーバの起動と停止】
パッチモジュール適用や削除時の、Webサーバの起動と停止に関する補足事項です。
Webサーバを単独で利用している場合は、次のコマンドにより、Webサーバの起動と停止を行ってください。
●Windows版
起動
  # cd <INSTALLDIR>\domains\<ドメイン名>
  SSL通信なしの場合:
  # bin\apachectl start
  SSL通信ありの場合:
  # bin\apachectl startssl
停止
  # cd <INSTALLDIR>\domains\<ドメイン名>
  # bin\apachectl stop
あるいは、Windowsのサービスコントロールマネージャから、次のWebサーバのサービスに対する操作により、Webサーバの起動と停止を行ってください。
     サービス名: WebOTX WebServer24 <ドメイン名>
また、ドメインが複数存在する場合は、Webサーバの起動と停止のかわりに、Windowsのサービスコントロールマネージャから、次のWebOTXのサービスに対する操作により、起動と停止を行ってください。
     サービス名: WebOTX AS Agent Service
●UNIX(HP-UX/Linux)版
起動
  # cd <INSTALLDIR>/domains/<ドメイン名>
  SSL通信なしの場合:
  # bin/apachectl start
  SSL通信ありの場合:
  # bin/apachectl startssl
停止
  # cd <INSTALLDIR>/domains/<ドメイン名>
  # bin/apachectl stop
また、ドメインが複数存在する場合は、Webサーバの停止と起動のかわりに、次のコマンドにより、WebOTXのサービスに対する操作により停止と起動を行ってください。なお、これらのコマンドは、rootで実行してください。
起動
  HP-UX
    # /sbin/init.d/WOAgentSvc<バージョン番号> start
  Linux(RHEL 5/6(SysVinit))
    # /etc/init.d/WOAgentSvc<バージョン番号> start
  Linux(RHEL 7(systemd))
    # systemctl start WOAgentSvc<バージョン番号>
停止
  HP-UX
    # /sbin/init.d/WOAgentSvc<バージョン番号> stop
  Linux(RHEL 5/6(SysVinit))
    # /etc/init.d/WOAgentSvc<バージョン番号> stop
  Linux(RHEL 7(systemd))
    # systemctl stop WOAgentSvc<バージョン番号>
(※) 上記コマンドの<バージョン番号>は、WebOTX Application Serverのバージョンに応じて、次の値を指定してください。
       V9.3の場合 : 93
       V9.4の場合 : 94
       V10.1の場合: 101
【バックアップからの復元方法】
適用したパッチモジュールを削除し、適用前の状態に戻す方法について説明します。
●Windows版
1. Administrator権限を持つユーザでログインしてください。
2. Webサーバが起動している場合、停止してください。(※)
  otxadmin> login --user admin --password **** --port 6212
  otxadmin> invoke server.WebServer.stop
(※) Webサーバを単独で利用している場合や、ドメインが複数存在する場合は、上述の【Webサーバの起動と停止】をご覧ください。
3. 「適用方法」の3.でバックアップしたファイルを展開し、次のファイルを置換してください。
  <INSTALLDIR>\WebServer24\bin 配下
  <INSTALLDIR>\WebServer24\OPENSSL-CHANGES.txt
  <INSTALLDIR>\WebServer24\OPENSSL-LICENSE.txt
  <INSTALLDIR>\WebServer24\OPENSSL-NEWS.txt
  <INSTALLDIR>\WebServer24\OPENSSL-README.txt
4. Webサーバを再起動してください。(※)
  otxadmin> login --user admin --password **** --port 6212
  otxadmin> invoke server.WebServer.start
手順 2. でWebOTXのサービスを停止した場合は、Windowsのサービスコントロールマネージャから、再起動してください。
(※) Webサーバを単独で利用している場合や、ドメインが複数存在する場合は、上述の【Webサーバの起動と停止】をご覧ください。
●UNIX(HP-UX/Linux)版
1. WebOTX運用管理ユーザでログインしてください。
2. Webサーバが起動している場合、停止してください。(※)
  otxadmin> login --user admin --password **** --port 6212
  otxadmin> invoke server.WebServer.stop
(※) Webサーバを単独で利用している場合や、ドメインが複数存在する場合は、上述の【Webサーバの起動と停止】をご覧ください。
3. rootユーザでログインしてください。WebOTXの運用管理ユーザを「root」以外に設定している場合はrootユーザでログインし直してください。
4. 次のコマンドにより、「適用方法」の4.でバックアップしたファイルに置換してください。
  # cd <INSTALLDIR>/WebServer24
  # tar xvf backup_WebServer24.tar
5. WebOTX運用管理ユーザでログインしてください。
6. Webサーバを再起動してください。(※)
  otxadmin> login --user admin --password **** --port 6212
  otxadmin> invoke server.WebServer.start
(※) Webサーバを単独で利用している場合や、ドメインが複数存在する場合は、上述の【Webサーバの起動と停止】をご覧ください。