下記原因が考えられます。
SNMPトラップ通知先設定ミス
SNMPエージェント上でトラップ通知先設定を確認してください。
Windowsファイアウォールによる受信制限
ESMPRO/BASEインストール機器上でWindowsファイアウォールの設定を確認ください。
手順
- Windows ファイアウォールが有効になっていることを確認
- オペレーションウィンドウ [オプション]-[カスタマイズ]-[自マネージャ] メニューを選択
→ 自マネージャ画面が開きます。
- 自マネージャ画面で「SNMPトラップ受信方法」設定を確認
- 「SNMPトラップ受信方法」
- 「SNMPトラップ受信方法」が「独自方式を使用する」の場合
Windows ファイアウォールの設定で ESM Base Service (NVBASE.EXE) で 162/udp が受信できることを確認
- 「SNMPトラップ受信方法」が「SNMPトラップサービスを使用する」の場合
Windows ファイアウォールの設定で SNMP Trap Service(SNMPTRAP.EXE) で162/udp が受信できることを確認
SNMPトラップ受信ポートの競合
アラートビューアで 「SNMP トラップポートバインド不可」のアラートが登録されていないかを確認してください。登録されている場合は、アラートの対処方法に従い対処してください。
SNMPトラップコミュニティによる受信制限
オペレーションウィンドウで下記を確認してください。
手順
- [オプション]-[カスタマイズ]-[動作環境] メニューを選択
→ 動作環境画面が開きます。
- 動作環境画面で SNMPトラップコミュニティの「コミュニティ名」が正しく設定されていることを確認
#既定値の「*」は、すべてのコミュニティ名を受信する設定です。
受信フィルタによる受信制限
オペレーションウィンドウで下記を確認してください。
手順
- [ツール]-[アラートフィルタの設定]-[受信アラートフィルタ] メニューを選択
→ 受信アラートフィルタの設定画面が開きます。
- 受信アラートフィルタの設定画面で「アラートフィルタを使用する」チェックボックスがチェックされていることを確認
- 使用するフィルタリストでフィルタを選択し[編集]ボタン押下
→ フィルタ設定画面が開きます。
- フィルタ設定画面でフィルタ条件が正しく設定されていることを確認
ESMPRO/ServerManager Ver6 以降では、オペレーションウィンドウは使用しません。
ESMPRO/ServerManager Ver6 以降ではSNMPトラップ受信方法の変更は、アラートビューアのアラート受信設定メニューにて行います。