修正情報・ダウンロード

【GUARDIAN】アップデートモジュール 20130726

概要

GUARDIANWALL および WEBGUARDIAN において、後述の問題修正および仕様追加をするアップデートモジュールです。

製品名カテゴリ

GUARDIANWALL

対象製品

品名	GUARDIANWALL, WEBGUARDIAN
リビジョン	GUARDIANWALL V7.4 / WEBGUARDIAN V3.6
対象OS	Linux
型番
修正情報	【説明】 GUARDIANWALL V7.4 / WEBGUARDIAN V3.6用の修正物件です。【ファイル名】 gs-update-20130726.tar （形式：tar　サイズ：37,620 KB）
修正情報	【ファイル名】 README.txt （形式：txt　サイズ：19 KB）

種別

修正情報

障害区分

結果異常

障害内容/強化内容

本物件の適用により、GUARDIAN 製品にて発生する下記 7 件の問題修正と 1 件の仕様追加が行われます。

xfer_sample.pl 作業領域の容量不足により転送エラーが発生する
(対象製品: GUARDIANWALL)

xfer_sample.plおよびtrans_sample.plでは、転送されたログやアーカイブファイルを一時的に作業領域(デフォルトでは/tmp)に配置した上でマージ処理を行いますが、この作業領域に配置したファイルの削除タイミングが、全てのファイルの転送後となっています。そのため、転送量が多いと作業領域の空き領域が不足し、転送に失敗する問題が発生します。
書き込み禁止テープをリストアしようとするとエラーになる
(対象製品: GUARDIANWALL、WEBGUARDIAN)

※本不具合は、以下のOSを利用している場合のみ発生します。
Red Hat Enterprise Linux Ver 5
Red Hat Enterprise Linux Ver 6

テープに取得したバックアップデータについて、書き込み禁止状態のテープをリストアしようとした場合に、リストアに失敗するという問題が発生します。
特定のフォーム形式PDFファイルのキーワード検査が実施できない場合がある
(対象製品: GUARDIANWALL、WEBGUARDIAN)

テキスト抽出ライブラリに、PDFファイルのフォーム解釈に関する不具合があり、フォーム形式のPDFのキーワード検査ができない問題が発生します。
個人情報検査時にメールの配送ができない場合がある
(対象製品: GUARDIANWALL、WEBGUARDIAN)

「キヤノン」など個人情報として登録された文字列について、「キ　ヤ　ノ　ン」のような、登録文字列間に空白文字が混ざった文字列を含むテキストに対して個人情報検査を実施すると、セグメンテーションエラーが発生してプロセスが強制終了することがあり、その場合にメールの配送ができないという問題が発生します。
個人情報検査ライブラリの住所・組織情報辞書が更新されていない
(対象製品: GUARDIANWALL、WEBGUARDIAN)

GUARDIANWALL V7.4.00、WEBGUARDIAN V3.6.00 における個人情報検査ライブラリのバージョンアップにつきまして、住所・組織情報辞書の更新が漏れているという問題があります。
受信者宛の暗号化パスワード通知メール送信時にCPUが高負荷となる場合がある
(対象製品: GUARDIANWALL)

添付ファイル暗号化機能にて、受信者宛に暗号化パスワード通知メールを送信する際、エンベロープTOアドレスが以下いずれかの条件を満たす場合、プロセスが無限ループになりサーバーのCPU負荷を増加させるという問題が発生します。

・ローカル部に*?#$%&@:;[]のいずれかの文字がある
・ドメイン部に*?#$%&@:;[]!のいずれかの文字がある
添付ファイル暗号化機能利用時に意図しない宛先へメールが配送される場合がある
(対象製品: GUARDIANWALL)

添付ファイル暗号化機能において、暗号化処理を施したメール、および暗号化パスワード通知メールの送信先となるエンベロープ情報(FROM、TO)を取得する際に、最初にある「>」までをアドレス部として抽出しています。そのため、「>」を含むアドレスがあった場合には、正しいアドレスを抽出できず、意図しない宛先にメールが送信される、という問題が発生します。
Office2010対応(仕様追加)
(対象製品: GUARDIANWALL、全文検索システム、WEBGUARDIAN)

以下2つのライブラリのバージョンアップを実施し、フィルタリング、および全部検索についてOffice2010形式に対応いたしました。

・テキスト抽出ライブラリ(『TextPorter』)の Ver. 4.2 メンテナンスリリース 7 を、 Office2010形式に対応したカスタマイズ版にバージョンアップ
・全文検索エンジン(『Mailcyclope』)を Ver. 3.28 にバージョンアップ

●フィルタリングにおけるパスワード判定の注意事項

ライブラリの仕様により、Excel2010形式についてのみ、「ブックの保護(パスワード有り)」あるいは「共有ブックの保護(パスワード有り)」が設定されている場合、パスワード判定を行うと、「パスワード無し」と判定されます。さらに、キーワード検査も可能となります。
※Excel2007以前のファイルについては、今まで通り「パスワード有り」と判定されます。

障害原因/強化理由

プログラムの問題のため。

対処が必要となる製品がインストールされているかを確認する方法

README をご確認ください。

対処が正しく適用されていることを確認する方法

README をご確認ください。

対象機器

適用方法

README をご確認ください。

補足

(注意1)
本アップデート物件は、GUARDIAN 管理サーバ (GUARDIANSUITE)、GUARDIANWALL 検査サーバ、 WEBGUARDIAN 検査サーバがインストールされている全てのマシンに適用する必要があります。
また、適用の際はパッケージに同梱の README をご覧ください。

(注意2)
GUARDIAN 管理サーバ (GUARDIANSUITE) V4.5.00 がインストールされているマシン、 GUARDIANWALL 検査サーバ V7.4.00 がインストールされているマシン、および WEBGUARDIAN 検査サーバ V3.6.00 がインストールされているマシンでは、本アップデート適用前に、過去にリリースした下記のアップデート物件をあらかじめ適用していただく必要があります。
各アップデート物件に付属のリリースノートを参照いただき、アップデート物件を適用してください。

GUARDIAN管理サーバ(GUARDIANSUITE) V4.5.00 の場合