本サービスは運用OSがVMware ESX/ESXiであるサーバ向けのサービスです。運用OSが Windowsである場合は、サーバ診断カルテ (Windows 対応版) をご覧ください。

保守サポートの強化として、サーバの保守契約を締結しているお客様向けに「サーバ診断カルテ」を新たに提供します。定期的にサーバのログを収集することで、人間の健康診断のように定期的にサーバを診断し、作成したカルテを提供します。これにより、お客様自身で最新のシステムの構成状況や稼働状況の容易な把握が可能です。また、収集情報をもとにリソース使用状況の将来予測や最新のＢＩＯＳ・ファームウェア情報など、お客様の運用に役立つ情報を通知することを予定しております。

サーバ診断カルテについては、関連情報の「サーバ診断カルテ 活用ガイド」もご参照ください。

サーバ診断カルテ(本サービス)の提供条件、収集情報の取り扱い等について、下記の利用規約に記載しております。本サービスをご利用いただくには、下記に掲載されているサーバ診断カルテ・モジュールをダウンロードし、インストールが必要となります。サーバ診断カルテ・モジュールをダウンロードしていただいた時点で、利用規約の内容に同意いただいたものとさせていただきます。また、運用に役立つ情報の通知やお客様の声をお聞かせいただく目的で、「NECサポートポータル」上でご登録いただいたご連絡先を利用させていただく場合があります。

修正情報

その他

・サーバ診断カルテ(VMware ESX/ESXi対応版) Ver.3.2.5 モジュールをリリースしました。
　以下の制限事項の修正を行いました。
　　- ログ収集タイミングを変更する際は、タスクスケジューラ「LogCollectLT」と「LogCollectDAILY」の実行時間を同じに設定しないでください。ログ収集が失敗する可能性があります。

「コントロールパネル」→「プログラムと機能(またはプログラムの追加と削除)」画面で、「NECログ収集サービス」を選択して、バージョン情報を確認してください。 

●サーバ診断カルテ(VMware ESX/ESXi 対応版) Ver.3.2.5 モジュール
「コントロールパネル」－「プログラムと機能(またはプログラムの追加と削除)」で、以下の２つのプログラムがインストールされていることを確認してください。
　NEC ログ集約マネージャー　　3.2.5
　NEC ログ集約通報サービス　　1.2

●サーバ診断カルテ(ゲストOS対応版) Ver.1.1.1 モジュール
「コントロールパネル」－「プログラムと機能(またはプログラムの追加と削除)」で、以下のプログラムがインストールされていることを確認してください。
　NEC ログ収集サービス for GuestOS　　1.1.1

●管理サーバ
以下のOSをインストール可能なコンピュータ。
　Windows Server 2016
　Windows Server 2019
　Windows Server 2022
　Windows Server 2025
　Windows 11

●管理対象サーバ
Express 5800シリーズの以下の機種が対象です。
ただしExpressSupportPackG4もしくはNECとの保守契約の締結が必要になります。
・Express5800/R120j-1M (2nd-Gen)
・Express5800/R120j-1M
・Express5800/R120j-2M (2nd-Gen)
・Express5800/R120j-2M
・Express5800/R120i-1M
・Express5800/R120i-2M
・Express5800/R120h-1M
・Express5800/R120h-2M
・Express5800/R120k-1M
・Express5800/R120k-2M
・Express5800/D120h (サーバモジュール)
・Express5800/T120h
・Express5800/R120h-1E
・Express5800/R120h-2E
・Express5800/GT110j
・Express5800/T110m(2nd-Gen)
・Express5800/T110m
・Express5800/T110m バリューモデル(2nd-Gen)
・Express5800/T110m バリューモデル
・Express5800/T110m-S(2nd-Gen)
・Express5800/T110m-S
・Express5800/T110k-M(2nd-Gen)
・Express5800/T110k-M
・Express5800/T110k
・Express5800/T110k バリューモデル
・Express5800/T110k-S
・Express5800/T110j
・Express5800/T110j-S
・Express5800/R110m-1(2nd-Gen)
・Express5800/R110m-1
・Express5800/R110m-1M
・Express5800/R110k-1M(2nd-Gen)
・Express5800/R110k-1M
・Express5800/R110k-1
・Express5800/R110j-1
・Express5800/R110j-1M

また、動作対象OSは以下の通りです。
・対象ホストOS
　VMware ESXi 7.0
　VMware ESXi 8.0
　VMware ESX  9.0
・対象ゲストOS
　Windows Server 2016
　Windows Server 2019
　Windows Server 2022
　Windows Server 2025
　Windows 11
ただし、その機種がサポートしているOSに限ります。

サーバ診断カルテ セットアップガイド (VMware ESX/ESXi編)とサーバ診断カルテ セットアップガイド (GuestOS編)を参照してください。 

●管理台数について
　VMware ESX/ESXi版のサーバ診断カルテでは、1つの集約マネージャで管理できる装置の台数と、
　それぞれの上で動作する仮想OSの数には制限があります。以下を目安にご利用ください。

　・台数の目安
　　例1)　VMware ESX/ESXi (ホストOS)数 10台 + 全体の仮想マシン(ゲストOS)数 200台
　　例2)　VMware ESX/ESXi (ホストOS)数 20台 + 全体の仮想マシン(ゲストOS)数 140台
　　例3)　VMware ESX/ESXi (ホストOS)数 43台 + 全体の仮想マシン(ゲストOS)数 0台

　・台数目安の算出式
　　上記台数の目安で判断が難しい場合は、以下の計算式の台数に収まるか確認してください。
　　超過する場合は、各集約マネージャが管理する装置の台数が、以下計算式に収まるよう、
　　集約マネージャの台数増設をご検討ください。

　　VMware ESX/ESXi (ホストOS)数×30MB + 全体の仮想マシン(ゲストOS)数 ×5MB　≦　1300MB

　※管理できる台数を超えた状態で運用された場合、カルテデータが届かずカルテ情報の
　　欠落やカルテが生成されない可能性があります。

●Intel VROC(Virtual RAID on CPU)について
　サーバ診断カルテは Intel VROC(Virtual RAID on CPU) に対応しておりません。
　このため、Intel VROC でRAIDを構成している場合、RAID情報が表示されません。

注意/制限事項

注意事項と制限事項は以下のページをご参照ください。
サーバ診断カルテ (VMware ESX/ESXi対応版) 注意/制限事項

VMware ESX/ESXiがインストールされたExpress5800サーバに対して、ExpressSupportPackG4もしくはNECとの保守契約の締結が必要になります。
本機能を使用するには、エクスプレス通報サービス(MG)のご契約が必要です。